<球場のビールは、800円します!>
こんばんは、寺島正美です。
モノを売る。
この一つの例が、
最近話題の野球場のビール販売。
実は、昨日の東京ドーム、
4回くらいまでは、得点も入らず、
スムーズに試合が展開しました。
なので、
一番目だっていたのは、
ビールの売り子さんでした。
なんでもマーケティングと絡めてしまう私は、
①とにかく、人海戦術で、活気を作る。
②売り子さんの個性
③選んでしまっている心地よさ
この三つかと思いました。
一つづつ解説していきますね。
ビールの違いが、そんなに分かるわけではないです。
なので、
①とにかく、人海戦術で、活気を作る。
冒頭の写真のように、
不必要なほどの売り子さんの数で、
ビールの良さをアピールします。
ビールの販売以外に、
お菓子やアイス、チューハイの売り子さんもいて、
とにかく視界に販売員が溢れている。
②売り子さんの個性
あとは、売り子さんの個性で選ばれるかどうかになります。
大きめの団扇をもったり、
飾りをつけたり、
各売り子さんが、
アピールしていました。
私が、一番気になったのが、
エビスの売り子さん。
とにかく走る走る!
一番したの席まで、ダッシュで降りて、
常にお客さんの視線を意識しながら階段を昇ります。
そして、また、ダッシュで降りる。
③選んでしまっている心地よさ
私は、いつの間にか、
「買うなら誰から買おうかなあ」
と思っていました。
「ビールを買おうかなあ」
ではありません。
味の違いは分からないので、
「どの人なら、愛想よく売り買い出来るかな」
ということ。
もう、ビールを選んでいたのです。
うん、美味しかった!
喉が乾いていたので、一気飲みでした。
エビスの売り子さんの姿を見て思い出したのが、
「買わねぐていいんだ」の
茂木久美子さん。
この人の場合は、
新幹線ですが、
他の人が新幹線内を一往復しかしないのに、
二往復していたこと。
それだけ、
一人のお客様との接点を増やせば、
買ってもらえる可能性が上がります。
あの人と同じだなあ
と思っていたら、
誰かが、階段をダッシュで降りていきました。
「エビスの子、元気だなあ」
なんて思っていたら、
観客の男の子でした。
観客席は、喉が乾きますね。
エビスであろうが、
プレミアムモルツであろうが、
売り方で
買い手の思いは変わるし、
面白くもなります。
動きがあれば、物語に参加したくなる。
エビスの売り子さんの場合は、
ポップや掛け声などより、
動いて、存在感を示していました。
自分自身が、広告塔である売り子さんとしては、
とても良い視点だと思います。
いやあ、エビス美味しかった!
■売り子が主役?
ちなみに、
ずっと不思議だったのが、
このまま試合が進むと、
スタンドにいる観客には、
ビールの売り子さんが、
ゲームの主役になりかねない。
でも、
その後の、坂本選手の三安打のおかけで
売り子さんも目立たなくなるくらい
盛り上がりました!
良かった良かった。
本日もお越し頂き、ありがとうございます!
いやいや、
ただの酒呑みのビールを買ってしまう
言い訳のブログではないことを
最後にお伝えいたします。