入国審査を巡る汚職事件で、贈賄罪に問われた外国人芸能家招へい会社社長、伊東信悟被告(46)は22日、東京地裁(菱田泰信裁判官)の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は懲役1年6月を求刑し結審した。判決は3月10日。

 検察側は冒頭陳述で、05、06年の2回の法務省令改正で「母国で2年以上の経験が必要」などとダンサー(芸能人)に関する入国審査が強化されたことから、伊東被告が、収賄側の元東京入国管理局成田空港支局統括審査官、小倉征史(まさし)被告(54)=懲戒免職、23日初公判=に毎月20万円の提供を持ちかけ、便宜供与を受けたと指摘した。起訴状などによると、伊東被告は07年7月~昨年11月、小倉被告に計580万円のわいろを送金したとされる。【伊藤一郎】

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