【物語07】これからのケータイ販促 | 飲食店経営 右肩上がりブログ

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飲食店を開店するのは本を読めばできますが、経営(=継続)するには、本を読んだだけではなかなか大変です…。
本ブログでは、大不況の時代においても飲食店の経営を「右肩上がり」にするための情報をご紹介いたします。

(つづき)

【これまでのあらすじ】


「販売促進セミナー」で、ケータイ販促の効果の確信した鈴木(すずき)。

彼は、経営している5店舗のうち、1店への導入を決意します。


・送信コストがかからず

・スグに送信でき

・受け取る相手は必ず開封する


はたして、この通りの効果があるのでしょうか?

また、ケータイ販促の集客効果は、本当にあるのでしょうか?


【本編】


セミナーが終わるとすぐに、ケータイ販促システム『M-uchi(ミミウチ)』のブースに向かった。


鈴木「すいません。さっそくウチの1店舗で導入したいンですが。」

営業「はい、セミナーに参加されていた方ですね。さすがアクションが早い。」

鈴木「それだけが取り柄です。即断即決は経営の基本。」

営業「おっしゃる通りです、素晴らしい!」


営業担当は、満面の笑顔で申込用紙を取り出した。

さっそく1店舗、先日オープンした居酒屋の「酒処(さけどころ) 忘却(ぼうきゃく)の宴」に導入することにした。


どんな事でも、「いける」と思ったら、この地域で最初に始める。

それは撤退店の買い取りについてもそうだった。

2年前は2店舗だった。

しかし、この不況で近隣の店、特に大手の閉店が相次いだ。


その情報をいち早くキャッチして、厨房の設備をそのままにして安く買い取り、新店としてリニューアルOPENさせる。

これを「居抜き」という。


設備を再利用するので、かなり安い投資で店が増やすことができる。


「ウチは、そのやり方をいち早く取り入れ、一気に5店のオーナーとなった。このケータイ販促についても、ウチが最初に手がけるンだ。」


「忘却の宴」に行き、すぐに店長に話して、1週間後からスタートすることになった。


スタッフには、「アドレス獲得ランキング」を作った。

週ごとに集計して、一位のスタッフには賞金として3,000円を渡すことにした。


鈴木「みんな、いいか?知っているだろうけど、今日からケータイ販促が始まります。心から、とびっきりの、日本一のご案内でお客様から、ジャンジャン・バリバリ、アドレスを聞いちゃってください!」

皆「はい!!」

鈴木「この中で一番、アドレスを聞けた人には…なんとぉ!賞金3,000円を出す!」

皆「すげぇ!うおー!!」

スタッフは皆、拳を天に突き出した。


彼らは初日から、お客様へ積極的に案内した。

私同様、ウチのスタッフもやることが早い。そして言ったことは必死に取り組んでくれる。


短期間で5店舗を経営できているのは、このマンパワーがあったからだ。


2週間が過ぎた。

鈴木「もしもし。おう、店長か?アドレスはどうなってる?」

店長「はい、一日20件ペースで今280件ちょっとです。」

鈴木「ほぅ、やるじゃンか。気を抜くなよ。」

店長「ありがとうございます。引き続き気合を入れて頑張ります!」


280件か。

システムの営業担当に電話して、それを伝えると

「えっ!それは早いですねぇ~!」と驚いていた。


営業「そろそろ、メール配信を始めましょう。」

鈴木「どんなメールがいいンだろう?」

営業「まずは一品サービスか、割引メールを送ってください。」

鈴木「分かった。やってみるわ。」


【→次回に続きます。】

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