ファイルNo,229 H様TDRメンテ その2
H様TDRメンテの続きです。
↑腰上パーツはプラストペイントを行うためまずは
ブラスト用のマスキングを施します。
↑ブラスト完了後、ペイント用のマスキングを施します。
↑ウレタンシルバーでペイント。
当店で現在ガン吹きできるシルバーはこの色のみで
TDRのノーマルエンジン色に合わせての調合はできません。
(R1Zの最終型にはマッチします。また黒も可)
他の色ご希望の場合は外注出しとなりますが、
その場合は料金がかなり割高になってしまいます。
H様のエンジンはクラッチカバーが黒、その他は
TDRのノーマル色ですので
カバーに合わせて黒の選択も可能でしたが
打合せの結果シルバーのままで良いという事になりました。
↑クランクケースはこの通り内部の汚れの酷さは半端ありません。
↑入庫前に他店でメンテを受けておりますが、
ストレーナーはご覧の通りドロドロ
これではミッション室へのオイルの流れは悪くなります。
↑清掃完了。
↑腰下パーツは腐食が進行して再利が難しいものが多いため
予備でお持込頂いたエンジンから程度の良いものを
選択して使う事になりました。
↑新品パーツです。
↑新品クランプ
↑カタチになりました。
↑インペラーシャフトはWPC加工+フッ素グリス投入
↑錆取り中のタンク
↑コーティング完了！！
↑フレームはパウダーツヤ有黒です。
↑カウルスターはパウダーの半艶黒
この後 追加オーダーでフェンダーレスの製作を行います。
市販のラジエターやフロントフェンダーもお持込頂きましたので
それらがすんなり付かない場合も想定していますが
どうなるでしょうか？？？
恐らく次回が最終回となります。
さてこれからステムシャフトの製作に入りますが
この時間きまだ暖かくて良いですね！！