シュートボクシング創始者シーザー武志を迎える 舟木昭太郎トークとオークションの午後パート3/他 | 舟木昭太郎の日々つれづれ

シュートボクシング創始者シーザー武志を迎える 舟木昭太郎トークとオークションの午後パート3/他


「舟木昭太郎のトークとオークションの午後」パート2は、シュートボクシング創始者シーザー武志会長を迎える「CAESAR'S DAY!」(シーザーの日)

「舟木昭太郎トーク&オークションの午後」PART2は、シュートボクシング協会シーザー武志会長の全面協力を得て、10月22日(土)午後1時~3時30分、渋谷区富ヶ谷「麗郷(レイキョウ)富ケ谷店」で”シーザーの日”開催の運びとなりました。限定50名、先着順ですので、お早めに、シュートボクシング協会並びに㈱アッパーにお申し込みください。

シュートボクシングは昨年2015年、創立30周年を迎えました。「創業は易く守成は難し」の言葉通り団体が生まれては消えゆくなかで、シーザー武志会長率いるシュートボクシングは続いています。花も嵐も踏み越えての30年、共に語れば、歴史が見える。皆様の参加をお待ち申し上げます。

 

↓9月19日(月・祝)後楽園ホールで開催される

 『SHOOT BOXING 2016 act.4』のポスター

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[随感]台風被害&豊洲新市場考
~己の身を守る心がけ~
~築地市場の移転延期~
~豊洲新市場は問題山積~
[習慣]今どきの子供は
~玄関で靴を揃える子たち~
[長寿]”パーおじさん”のこと
~羨ましき男の一生!~

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[随感]台風被害&豊洲新市場考

己の身を守る心がけ

岩手県岩泉町の高齢者グループホーム「楽(ら)ん楽(ら)ん」が先の台風10号による浸水被害でお年寄り9人が死亡した。誠に痛ましい悲惨な事故だ。最後に見たこの世の姿とは、押し寄せる浸水とは、哀れなではないか。

 

避難勧告を出す基準を超えていたが、町では対応に追われて出す機会を逸した、という。町長は「兎に角あっという間だったので」と、懸命に弁明している。

 

さもあろう、自分の非は誰でも認めたくない。天災だから仕方ないと開き直りにも聞こえる。これでは同じ間違いを起こす危険性あり。自然災害には、だからこそ日頃の備えが求められるのだ。ましてや高齢者の施設とあれば、尚更だ。

 

近くに川がある所、背後に山や崖が迫る所は、避難勧告が出ようが出まいが、独自の判断が何より重要、そのマニュアルを高齢者ホームが有していたら、犠牲は最小限度で済んだかも。

 

台風、地震の心構えは、自治体任せではダメです。企業も個人も、己の身は己で守る、自己防衛の精神が大事だ。海水温度の上昇で所謂ゲリラ洪水が頻発している。お互いに心がけたいものです。


築地市場の移転延期

小池都知事が、築地市場の移転を延期したのは正鵠を得る。地下水の水質調査もまだ答えが出ない内に、何を拙速に動くのか。人命に関わる重大な問題ではないのか。移転先の豊洲新市場は元々東京ガスのあったとこで、土壌汚染が懸念されていた。

 

このままでは、選手村や競技場への交通網の建設が遅れ、五輪に間に合わなくなるは、と煽り立てるは、小池都政に対する揺さぶりに脅しに見える。人命が先か移転が先か。


豊洲新市場は問題山積

何故こんなわけアリの場所に、移転先を決めたのか私には納得いかない。しかも豊洲新市場の建物の建設費が、当初予算では990億だったのが、2752億と膨張。

 

全体予算でも3926億(2011年)から、4年間で5884億(2015年3月)まで膨らんでいるとの報道を目にして吃驚した。(産経ニュース)幾ら資材が高騰したからと言って、どんぶり勘定だ。

 

業者からは、狭くて使い勝手が悪いと悪評も芬々なのに、反比例して建設費の膨らみは目を覆うばかり。五輪もしたり、当初の予算7500億円が、2兆円に達するらしい。アホな。五輪返上論も浮上しそうだ。

 

都議のドン、自民党前幹事長内田茂役員企業が、競技会場を次々に受注していると、文春が報じる。事実なら無視できない。五輪を絶好の稼ぎ時と、ハチのように群がる薄汚い政治家ども。徹底的に追及すべきだ。

 

小池知事には腰砕けにならないことを願うのみ。そうした出鱈目な事業費にどこまで切り込めるか、あなたの真価が問われる


[習慣]今どきの子供は

玄関で靴を揃える子たち

先般浅草花川戸にあるシュートボクシングのジムを訪ねた折に、子供たちの稽古風景を見せてもらった。シーザー会長が傍らにいたので、許しを得て子供たちに以下の質問をしてみた。

 

「君たちが"ただいま"と家に帰り、靴を揃える人はいる?いたら手を挙げて。」と質問した。予想に反して4割の子供がハイと答えた。思わず、エライ!と私は褒めた。

 

次に「誰に言われてそうしたの?」と訊けば、「お母さん」と元気に応えた者、そうかといえば「誰にも言われないけど、靴を揃えれば気持ち良いから」という中学生と思しき子もいた。なんと素晴らしい! 私の予想を超えた子供たちの発言に少々面食らった。捨てたもんじゃない、今どきの子供。「遣っていない人も、今日から始めてみよう」と結んだ。大人も見習たい。

 

私の実家は商家で、父が若くして亡くなって母が一人で店をきりもりしていたので、子供たちの躾はおなざりだった。玄関は靴や下駄、はたまた長靴が散乱していたが、それが当り前と過ごしてきた。

 

結婚して妻が、息子を躾けているのを見て、私も見習った。確かに玄関に履物が綺麗に並ぶと、帰宅した時に気持ちいいものだ。以来、我が家の習慣になった。「はじめは人が習慣をつくり、それから習慣が人をつくる」(イギリスの詩人J・ドライデン)

 

今どきの子供たちは、と蔑視するなかれ。帰宅して上がり框(かまち)に腰を落とし靴を揃える、今日の終わりは明日の始まり、少年の心は既に明日に向かって生起するのだ!靴を揃えるは人間形成の第1歩だ、と私は感じている。

 

【訂正とお詫び】

前週「シュートボクシング30年」に表現中下記の間違いがありました。お詫びして訂正いたします。

①"7階"の広々とした部屋→"3階" 

②文章後段の、"私も団体設立を進めたと彼は証言するが"→"私(舟木)も異種格闘技戦を勧めたと彼は証言するが"です。
(9/5訂正済)

[長寿]”パーおじさん”のこと

羨ましき男の一生!

パーおじさんは、80才を過ぎて結婚して、二児をもうけて、122才の時二人目の妻との間に一児をもうけた。1635年、152才と9ヶ月で亡くなった。

 

1635年から逆算するとパーおじさんは、1483年生まれということになる。英国史上最長寿の人物である。これには歴とした証人がいる。

 

高名なウィリアム・ハーベイ博士(解剖学者)が、検視した。それによって、最高齢の長寿としてお墨付きを与えた。

 

名前はトーマス・パー。実はこのお人がスコッチ・ウイスキー「Oldparr」の商品名の由来なのである。(「ウォールデン森の生活」ヘンリー・D・ソロー著、今泉吉晴訳=小学館)より。

 

オールド・パーのHPを開くと「15世紀から17世紀にかけて、152歳9か月の長寿を全うし、英国史上最長寿、といわれた伝説の人物トーマス・パー」とある。 何とも羨ましい男の一生である。

 

このエピソードをOldparrをこよなく愛したあの田中角栄元総理や格闘技界の天皇黒崎健時先生、果たして知っていたかどうか。ご存命の黒崎先生にはOldparrにあやかって長生きして欲しいものである。

 

 

露地栽培のパプリカ、元気良く育ちほんのり赤みが射してきた。


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