官僚の責任 | ◇埼玉の外構屋さん◇うぽぽデザイン工房のブログ

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最近の話題でも、震災復興税の使われ方がオカシイ(可笑しい?)、という事が言われておりますが、日本って平和でいいですよね。今回の自然災害も未曾有ではなかったようで… 世の中、今までのとおり物事は進んでいる、というのが、ほとんどなのではないでしょうか。

で、年をとってきたら政治なんて話題などが気になってくるようになりました。若い頃は、そんなの関係ねぇと思っていましたが… しかし、もしかしたら、そう思って気にしない方が正解なのかもしれないなぁ、と最近感じております。政治家さんが何をやろうと、官僚さんが何をやろうと、知らなければ頭にくることも、怒り・憤りを感じる事もないわけですから… 手の届かない、声の届かない世界ですからね。何しろ大きな音ですから…

「気にしない、気にしない、ひと休み、ひと休み…」
って感じでいたいのは山々ですが、 まぁ生きていくには、そうもいかないんでしょうから、仕方がない、少し官僚さんの事でも勉強してみよう!というわけで、時の人 古賀茂明さんの「官僚の責任」を読んでみました。

官僚の責任

第1章 「政治主導」が招いた未曾有の危機
第2章 官僚たちよ、いいかげんにしろ
第3章 官僚はなぜ堕落するのか
第4章 待ったなしの公務員制度改革
第5章 バラマキはやめ、増税ではなく成長に命を賭けよ

さすがに、人気がある人なので文章も面白い!2011年7月の出版ですから、震災後でもあるし、政権交代後でもあるわけですね。本当にネタの宝庫という感じです。「官僚あるあるネタ~面白き日本の官僚~」というタイトルのほうが良いかも…

で、書いてあることが事実かどうかは分かりませんが、読んでいると物語の世界のようで、時代劇の悪代官より官僚さんのほうがよっぽど面白い。まぁ、びっくりする事や呆れてしまうような事のオンパレードです。さすが、日本の官僚、やる事が素晴らしい。ある意味、日本の誇り(埃?)でもあると思います。

今の政治は、政治主導をかかげ政権交代した民主党の政治家さんと官僚さんの絶妙なバランスでの漫才ではないか!と、思ってしまう感が無きにしも非ずという感じで、自分の事と思わなければ、見ていてこれ以上面白いものは、そうは無いと… まぁ、少なからず自分の事でもあるので笑ってられないのですが… ただね、どうしようもないしねぇ。

ある意味、官僚という人たちは日本の中で勝ち組に入るんでしょう。(もちろん、官僚の中でも勝ち組・負け組がいるんでしょうが…) そうしたら勝ち組なんだから、自分がいい思いが出来るように動くのは別に不思議でもなんでもない。勝ち組は、負け組がいるから成り立つんだから… だから、官僚が勝つという事は国民が負けるという事になるのか? ならないのか? 官僚が一生懸命自分の所属する省の利益を考える事は、ありなんじゃないかと。

そうか、銀行だって合併合併でメガバンクという大きなものになったようだし、液晶テレビも最近各メーカーが一緒になったと言っていたなぁ。民間の会社は、合併して大きくなって世界と闘おうとしているのか。という事は、官僚が省益をみている限り世界に打って出る事は出来ないという事か!だから、中国も韓国もロシアも日本を突けるのか! じゃー、各省庁を合併しちゃえばいいのか!日本国内で完結できるレベルなら省庁間で争っていてもいいんだな。という事は、今だ省庁間で争ってられるという事は、日本はまだまだ大丈夫という事だろう。頭の良い官僚さん・政治家さんなら、それぐらいは判断しているのだろうし… あ、全然関係ない話になってしまった。

で、この本を読んで一番感じた事は、古賀さんが言うには…
「日本の財政再建にいま必要な処方箋として、あえて誤解を恐れずに私が主張したいのは、ひと事でいえばこういうことだ。「ちょっとかわいそうな人は救わない」

そうかぁー!!! と納得してしまいました。確かに… 確かに… そのとおり!
多分、今でも日本は裕福だと思います。景気が上向きの頃は、お金たくさんありますから、ちょっとかわいそうな人まで救っていられたんでしょう。今、世界中こんな景気ですし、日本は人口減っていくし、年寄りは増えていくし、ちょっとかわいそうな人まで救ってちゃいけないんですね。今まで、手を差し伸べていたからと言って、これからもずーっと同じように手を差し伸べる事はできないんですね。色々と納得できました。

あるリース会社の事が書いてあったのですが…
リース会社同士で今まさに厳しい競争をしている。価格を下げ、給料を下げ、何とか生き延びようと粘っている。相手がつぶれてくれれば、その分のニーズも確保でき、業績も上がっていく…しかし、そこに政治の支援が入り、お互いを助けてしまい、過酷な競争が延々と続いてしまう。
自分の会社がつぶれるか、相手の会社がつぶれるか、それは分かりませんし、それが良い事かどうか判断出来ませんが、変な話、つぶれるべきものをつぶしていく事が必要なんだろう、と。きちんとした競争によって生き残るべきものが生き残るようにならなければいけないんでしょう。政治が、神の手の如く、ルールを無視してゲームに手を出す事をやめなければいけないんですね。それが、自然なんでしょう。

農業にしても同じような気がします。農業者戸別所得補償は、まさに…

ちょっとかわいそうな人は救わない、というのは、ひとつの方向のような気がする。

多分、自分自身が負ける側に入る可能性は高いと思ってしまうが、何とか負けないようにギリギリのところでもいいから、出来る限りは足掻いていきたい!自分が足掻けるうちは、多分幸せなんだと思うんだけどなぁ。

全然、本の内容とは違った話になってしまいましたが… 以上、終わり。



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