当事者会レポートの注意点を一読してから読んでください。よろしくお願いします。

 

どうもこんにちは、無職という名の人生の夏休みを満喫しております。

しかし夏休みも一人ではつまらない…ということで当事者会、行ってきました。
お前それしかないんかい、と言われそうですが双極性障害のせいでろくに友人もおらぬ非常に悲しい状態であります…うん、双極性障害が全ていけない!
 
今回、お邪魔したところは双極性障害の当事者会でもかなり有名なところです。あまり言うと特定されるので言いませんが…
ここは立地が悪くはないんですけど駅から微妙に歩きます。徒歩10分はかからないくらい。住宅街を抜けるとオンボロのそんなに大きくない建物が登場。
初めて行くとちょっとビビります。双極性障害の当事者会ではトップレベルの会がこんなしょぼい会場で開かれているのか…と。(決してディスってるわけではないですよ)
 
今回は遅れて入場。和室の中には人がぎっしりです。今回の参加者は25名程度(男15女10)。年齢は上は70あたりから20代まで。参加者の属性は当事者、家族、医療関係者まで色とりどり。
とりあえず以前に来た時より人がかなり増えてて驚いた。座るとこがないんだもん。顔見知りだった常連の方に話を聞いたところ最近は人が増えている、最近では35人くらいいた時もあった、とか。当事者限定ではないとはいえ毎月開催しててこれはすごい。
 
内容としては、まず自己紹介。次に悩み相談(自己紹介の時にある程度みんなにテーマを出してもらっていた)。
 
人数が多かったので自己紹介だけで1時間近くかかる。1人3分でも1時間超えるしこれは仕方ないかな…ただ聞くのが長いとしんどいです。(参加者が大人数の場合はだいたいこうなる)
 
______________________________________________________________________________________________
今回のテーマ
  1. 障害年金
  2. 躁状態の時の対応方法
  3. 病識のつけ方
  4. 社会生活の過ごし方(仕事、就活含む)
______________________________________________________________________________________________
 
 
1)障害年金
年金は厚生と国民の2種類がある。厚生の方が三級から支給されるので貰えるチャンスは大きい。詳しくはググって欲しい…
年金は素人が手続きをすると大変、鬱だとほぼ無理。社労士の方が確実かも。成功報酬でかなり取られるが。あと年度末は審査が厳しいらしい(役所勤めの方より)
 
2)躁状態の時の対応方法
3)病識のつけ方
具体的なエピソードとして買い物依存の話。旅行をしまくる話。などが出て来た…
自覚がない人は措置入院すれば自覚できるのでは、との意見も。これには異論もあるし個人的には賛同できないが…ただあまりに酷すぎる躁状態だと全てを壊しかねないので措置入院は第一選択になり得る。まあ、こーゆう人はだいたい1型っすね。
この議題だとありがちではあるが、具体的な躁エピソードがだらだらと続く…話したがりな人がいるのはよくある話なのだけどね。自分はこんなことしました!みたいな。わかるよ、言いたいのは。でもうまーく司会が切らないと延々と話が終わらぬ羽目に…
 
4)社会生活の過ごし方
主に仕事に関する話になった。
残業時間の調整、仕事量の調整…これらはオープンで働いていることが前提となる。障害者雇用、一般雇用で病状をうまくカミングアウトできているか、のどちらかができていないと厳しい。
また、自分の発言を顧みることが大事との話も出た。余計なことを言っていないか、など。
ある程度病気が長くなると客観的に自分をとらえることも可能になる。セルフカウンセリング的な感じで自分の状態を測るバロメーターとして使えるかもしれない。
しかし、やばいと思ってもなかなかストップをかけられないのが難しいところ。そのような人は病院に早めにいくとよいかもしれない。
 
5)これらのテーマ以外に出た話
 a)双極性障害だと危険運転致死傷罪が適用される
ただこれは調べてみると微妙なところだ…法解釈によってわかれそう。これに限らず多くの人の意見は参考にはすれどすべてを鵜呑みにしてはいけない。必ず自分で調べ直し正しい情報かどうか、自分には役立つ情報かどうか、を考えたほうが良い。
全ての情報をそのまま取り込むと、初参加の人はパンクしてしまうだろう。まあ常連になるといつも同じ質問だらけになり、それはそれで飽き飽きしてくるのだが…
 
 b)ネット上での双極性障害者の交流サイトについて
Facebookに『双極性障害とつきあう』というコミュニティがあるらしい。今回の参加者の何人かはそこのコミュニティにも入っているとか。代表の方も来ていた。SNSでの交流も病気で苦しんでいる人には効果があるだろう。ただ本名でこのようなコミュニティに入るのはリスクがある。鍵付き(クローズ)のコミュニティらしいが入ってなくてもメンバー一覧が見れちゃうし、まずいんじゃねーのこれ?席が遠かったので言いそびれちゃったけど、見てたら設定変えたほうがいいと思います。このような取り組みは素晴らしいことなので素直に素晴らしいと思います、はい。
まあこーゆうのは自己責任。個々人の判断で良いと思ったら入ればいいし、嫌だと思ったらやめればいいし、入らなければいい。自分が本名出しで病気を完全オープンにするのはちょっと無理なので入らなかった。
他にも似たようなコミュニティは数多くあるので同病者とのつながりがほしい人、検討してみてもいいかもしれない。一人よりは楽になります。
 
_____________________________
 
内容はだいたいこんな感じでした。2時間弱。終了後みんなで片付け、その後バラバラ解散。もうちょい話したかったし不完全燃焼。人数が多いとこうなりやすい。
どうしても大人数だとこうなりやすい。あとは司会の回し方にもよるが。もちろん多くの人と出会えるし多様な意見がきけるのは素晴らしい。
早めに帰れたので家でゆっくりしよう。
 
まとめ
遠いし金はかかるけど、多くの人と出会えるのでまた機会があったら行きたいと思う。
もう少し少人数で掘り下げた話ができるようになるとよいと思う。30人弱で話をするのは難しいと思う。そこらへん、次はどうにかなってるとうれしいなぁ!
自己紹介で多くの人の病気の体験談がきけるからそこはいいかもしれない!じっくり自分の悩みを聞いてほしい時は少人数のとこのほうがいいと思う!以上。それでは!
 
______________________________________________________________________________________________
 

↓ランキングに参加してます。ポチっとしてくれると励みになります!

↓最後までありがとうございました!

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 躁うつ病(双極性障害)へ
にほんブログ村


躁うつ病(双極性障害)ランキング