かたつむり起業のMOMOです
40代半ばも過ぎ、だんだん自分の記憶力に自信がなくなってくる。
そう感じる人は多いと思います。
でも、この本を読んで、わたしは認識を変えました。
大人ならではの記憶術があるのだと知ったからです。
私は「記憶」=「単に丸暗記すること」だと思っていましたが、
これは、若い脳、つまり子供には有効な記憶法です。
たとえば九九など、子どもはあっという間に覚えますね。
そういう暗記の仕方は、大人には向かないのです。
では、大人に向く記憶法とは?
大人は、覚えたい事柄をストーリー化して、
「エピソード記憶」として記憶するのが得意なのです。
そのためには、「人に教えることを前提に」
記憶するのが有効です。
「なぜそうなるのか?」を人に説明できるようにすれば、
しっかり自分の脳にも定着します。
私たちが、単に「記憶」と思っている行動には
4つのステップがあります。
それは、「理解」「整理」「記憶」「反復」です。
人に教えるメリットは、
この4ステップを全て使うことなのですね。
また、記憶するためには、アウトプットは必須。
それは、ただ目で読んで覚えるのではなく、
自分の手を動かして書く、口に出して耳で聞く。
実際に自分の体の筋肉を使うことで、記憶しやすくなります。
また、たくさんの事柄を暗記しなくてはいけないシーン、
たとえば受験などで使える方法も満載です。
自分の「アンキパン」(byドラえもん)を作る方法も、
本書ではp.111~p.115に出てきます。
これは、目からウロコ。
今年から高校生になる娘にもこのページは読ませます。
年を取ったから、記憶力が衰えた、それは単なる言い訳です。
大人ならではの記憶法を知っておけば、
いくつになっても学ぶことはできるし、
それを活用する力を持っていることが
この本でよくわかりました。
最近読んだ本の中でもオススメです
- 覚えない記憶術/サンマーク出版
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