出産レポート1~出産直前 | 雑魚のごった煮

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子供が苦手な自分が我が子が生まれたら見事な親バカに。そんな予想外のこと含めモロモロ、ごった煮。
直接語ったらウザがられるであろうウンチク含め、
この広いネットの海に、一方的に投げ込んでは自己満足する気まぐれなつぶやきの場です。

ここからは、10ヵ月前に書いてたレポートですね。どんだけの時差だ・・・

出産を控えた友達・後輩には、印刷して配ってます(笑)

実体験&ポイントなども書いてるので、結構参考にしてもらっているみたいです。


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■8月4日(39週と3日)


39週の検診日。予定日の4日前。

だいぶ赤子が下がってきているので、あとは陣痛待ちと言われる。
予定日の前後2日程度の幅で生まれる場合が8割ぐらい、
予定日ちょうどになる人はわずか5%ぐらいしかいないそうだ。
予定日は4日後と迫ってきたけれど全く気配もないし、
夜に犬の散歩をしながら母親に「本当に生まれるんかねぇ?」と余裕かましてたぐらいだった。


■8月5日(39週と4日)


午前中、ソファでリラックスしていると下腹に痛みが!

(あれ? 痛いかも? 気のせい??)

そのうちに痛みの間隔が短くなってきた。おしるしと思われる出血も多少。
昼過ぎに父親から電話があって、
子供が生まれて私が外出しにくくなる前に夕食は寿司を食べに行こう、とのこと。

(え、こんな状況でお腹が痛いとか、言い出しにくい・・・
それに、陣痛は10分に1回痛みが来る状態のことだから、
これはきっとまだ陣痛ではない! しかも陣痛はもっと痛いはずだ)と自分に言い聞かせる。


しかし、痛みが定期的に襲ってきて、その度に息が止まるようになってきたので
(もうこれはシャレにならん! 寿司屋で産気づいても最悪だし、一応言っとこう)

と思い直して、15時半ぐらいに「…もしかして、お腹痛いかも…」と白状。


それからも様子を見ていたけれど夕方頃に20分に1回間隔になってきて
「これは寿司どころじゃない」と判断して、正式に寿司は断念した。

すると、(あ~あ、寿司じゃなくて今日は家でご飯ね)みたいな空気が家族の間に流れる。
なに、私のせい?私のための寿司じゃなかったん???


ひとまず気を取り直して、

現段階で相方に「腹が痛くなってきたからまた状況報告する」と電話しておく。
病院から渡されたガイドブックには
「痛みが10分に1回になったら陣痛が始まったと言える」と書いてあったので、

まだ陣痛とは言えないようだ。
しかし19時すぎになると痛みが腰あたりまで達してきて、さすがに病院に電話してみる。


「初産で痛みが15分に1回間隔だとまだまだ時間がかかります。
だいたい12時間ぐらい、長い人は3日ぐらいかかることもあります。
5~7分に1回の痛みになったぐらいで病院に来てください」
「え、この痛みが3日続く場合もあるんですか(笑)!!」
衝撃すぎて思わず笑う。
「その声の調子も元気そうだし、もう少し様子見てください」と言われて電話終了。
え~~~~!!!!!

とりあえず、痛みの合間は普通に過ごすようにして、
食事やお風呂をなんとか済ませ、
今晩は確実に安眠できそうにないので23時半ぐらいと私にしては早めに布団に入る。
が、もちろん寝られない。
痛みはきっちり15分間隔ぐらいで襲ってきて、思わず息が止まる。
でも普段やっていた安産体操本 に載ってた呼吸法(鼻から吸って腹に空気を入れて膨らまし、吐くときは腹をへこませながら口から少しずつ息を出す腹式呼吸)をやってみたら痛みが少しは和らいだ。
痛みに合わせて力を入れてしまうと、痛みを全部受け止めてしまう。
 息を口から吐きながら体の力(特に肛門あたりの力)を抜いて痛みが下から出ていくようなイメージで呼吸すると実際に痛みがだいぶ引いていった。
 横向きで腰をさすりながら呼吸するとなおさら楽になる。

痛みと痛みの間にたまにウトウト寝た。
電気は暗くしたまま、携帯の明かりを頼りに痛みが来た時の時間帯を紙に記入していった。
明け方5時前後にやっと10分に1回間隔に。
一晩中、独り布団の上で痛みと戦っているとかなり孤独で気が滅入ってきたので
携帯で「もし8月6日に生まれたら誰と誕生日が一緒か」を検索してみる。


結果→→→ 堺正章、ほっしゃん。、他、あんま知らん人・・・

微妙~~~(=◇=;)!!!


(せめて語呂的に、8月7日<ハナの日>がいいかなぁ。
でも、状況から見てもこれ以上は引っ張れそうにないし、
あと1日ずっと痛いのは肉体的・精神的にキツイ。
いっそ早く出してスッキリしたいわ)など、頭の片隅で冷静に考えていた。。。


 


(つづく)