今は村上春樹の
1Q84という小説を
読んでいる。
この小説が書かれたのは、
2011年ごろだが、
ジョージオーウェルの
1984という小説を元に
敢えて1984年の日本に
時代を設定し、様々な
社会問題を描いている。
ジョージオーウェルの
1984通り、ビックブラザー
的な世界が支配している
ストーリーに1Q84も
なっている。
おおまかなストーリーは
NHK集金人の天吾と
証人会という新興宗教へ
勧誘する両親を持つ
青豆が、小学校で同じ
クラスとなり、20年越しで
1Q84という通常とは
異なる世界で再会する。
各章の中で
近年あった日本の
社会問題を
さりげなく小説の
エッセンスとして
取り入れている。
例えばカルト的に
発展するさきがけ
という団体は
オウム真理教が
ベースだ。
このさきがけは
資金力と
ネットワークを
駆使し、宗教団体と
言われながら、
犯罪行為に染まる
カルト団体となる。
という訳で、
今は2回目の
読み直しをしているが、
改めて一つ一つの
ストーリーの意味を
考えさせられています。