サッカー指導者が女子のW杯を観た方がいい理由 | 坪井健太郎のブログ from スペインバルセロナ

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2008年からバルセロナでサッカー指導者。プレサッカーチーム代表: サッカー指導者の育成アカデミーを運営。
オンラインコミュニティ「サッカーの新しい研究所」運営

こんにちは。

 

女子のワールドカップは予選リーグの架橋を迎えています。

 

なでしこジャパンは1勝1敗1分で2位で予選を通過しましたね。

 

「なでしこ」の画像検索結果

 

私は、この女子のワールドカップを結構楽しくも真面目に観て、勉強しています。

 

今日は、サッカーの指導者として女子のワールドカップを観ることをオススメする理由を紹介します。

 

 

◆戦術のレベルが高い

 

今回のワールドカップですが、ヨーロッパ勢を中心にサッカーの戦術レベルが非常に高くなっていると感じています。

 

近年、ヨーロッパは特に女子サッカーへの投資が増えていることもあってか、環境の整備、選手のサラリーの上昇など、発展著しいことが原因の一つです。

 

ですので、女子サッカーのレベルが上がっているので男子のサッカーに決して引けを取らない戦術アクションを披露している国もあります。

 

個人的にはノルウェー代表のサッカーは面白かったです。

 

守備のプレッシングが多彩な点、攻撃時には相手のFWの人数に合わせて3人のサリーダ・デ・バロンからサイドで数的有利を作って相手を困らせたり、と「おー、こんなやり方もあるのか」と参考になるプレーがあり勉強になりました。

 

 

「ノルウェー 女子サッカー代表」の画像検索結果

 

◆プレースピードが男子と比べて遅いので分析がしやすい

 

これはフィジカル的にスピードが男子ほど速くないので観ている方は分析をしやすいと思います。

 

男子だと展開が早いのでピッチ上の情報を全て拾えないこともありますが、女子のサッカーの場合はその難易度はかなり下がります。

 

なので、ハイレベルな戦術がゆったりとしたスピードで観ることができるのが女子サッカーの面白いところではあるのです。

 

 

 

 

さて、予選通過をしたなでしこジャパンは決勝トーナメントの初戦でオランダと対戦します。

 

世代が変わって新しいチーム感が強かったですが、3試合を通じて戦い方が見えて来た感じです。

 

次のオランダ戦も頑張れ!!

 

 

 

 

女子ワールドカップのなでしこジャパン試合の戦術分析・レポートは

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