こんにちは。
バルセロナは夏の始まりを感じる季節感になってきました。
日本は昨日は北海道で39度まで気温が上がったというニュースを見てびっくりしましたが、こちらバルセロナは25度くらいのとても過ごしやすい気候です。
日本から帰ってきてからは、エウロパのシーズン活動も終わったのでサッカーの試合もなくゆっくりとした時間を過ごしています。
スペインサッカーは2018-19のラ・リーガが全節終了し、国王杯もバレンシアの優勝をもって閉幕、残すはCLの決勝ですね。
あとは、下のカテゴリのプレイオフが繰り広げられいますね。
さて、この時期は毎年シーズンの総括をして来シーズンのことを準備している内容をブログなどでもお知らせしていますが、今日は来シーズンのことを書こうと思います。
スペインにきて11シーズンを過ごして、来シーズンで12年目を迎えるこのタイミングで、一つの決断をしました。
それは、今所属しているエウロパから離れるという決断です。
スペインで11シーズン(エウロパ3シーズン+コルネージャ6シーズン+エウロパ2シーズン)過ごし、自分の中に今までとは違った感情が出てきました。
言葉で全てを書きつくすことは難しいのですが、「新しいチャレンジをしてみたいな」とか「ここまで積み重ねてきたことに対するある種の満足感と行き詰まり感」という感情がここ1、2年にわたって自分の心の中にあるのを感じていました。
この11年では、幸いにも育成年代の最高カテゴリであるディビション・デ・オノール(ユースの1部リーグ)まで上り詰めて戦うことができた経験や、昇格・優勝・残留・降格・クビというリーグ戦の厳しい環境の中でできる様々な結果に身を置き、普通の指導者なら得られることができないであろう本当にためになるような経験をさせてもらいました。
11年というスペインサイクルの歳月をノンストップで突き進んできましたが、このへんで一旦休憩を挟み次のステップ、次のプロジェクトへより良い状態で移行できるように準備をする期間が自分の中で必要だと思いましたのでこのような決断をしました。
このまま、来シーズンもエウロパでゴンサロと一緒にディビション・デ・オノールを戦うという選択もできたことだろうと思いますが、今は休憩を挟みたいということからチームを離れるという決断を伝えました。
スペインのディビション・デ・オノールは限られた人しか現場に立つことは難しい場所です。
そのような場所に、「迷い」のある人間が居ることはチームにも私にとって良いことではないと考え、次のステップに向けての最良の決断がこのように至りました。
これからどうするか?
さて、現場指導について次にどこで何をするのかは正直なところ全く決めていません。
しばらくはバルセロナに居住地を置きながら、サッカーの研究をこれまでとは違った視点から継続して行いながら、世界中の全てのオプションに対して一度オープンな状態になって次の行き先を決めようと思っています。
スペインでの経験や今の私の知識、そして私自身が関わりたいなと思うようなワクワクする興味深いプロジェクトとの出会いが次の道を決定づけることだろうと思います。
それまでは、色々なものに触れながら自分磨きを続けていこうと思っています。
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いつも読んでいただきありがとうございます。
日本の皆さま、急激に気温が上昇しているようですので、熱中症にお気をつけ下さい。
それではまた!!