□１ご案内■□
こんにちは。
高藤紗伎（たかとう さき）です。
大阪国際空港に向かう飛行機のテールランプが美しいです。
もうすぐ、夜のラッシュアワーの時間がやってきます。
日本の真ん中からちょっと西寄りに住んでいると
この時期の18時半はまだ真っ暗。
日本は国土面積は小さいけれど
季節の変わり目は、北と南とで雰囲気がまったく違っていて
本当に美しい国だと思います。
人生のターニングポイントは春に来る？
さて。
春が近づいていますね。
人生のターニングポイントが訪れやすい季節です。
別れや出会い。卒業・入学。退社・入社・・・
いつの時代も人生は、
人との出会いと別れの繰り返しです。
大きな出来事があると
必然的に道が枝分かれし
選んだ方で未来が創られていきます。
選んだ道は後戻りできない
やり直しはきかない
そんな気配を漂わせる日本の空気感、
私はまやかしだと思っています。
右の道を選んで失敗した、と思ったとしても
そこから小さな選択を積み重ねていけば
左の道と寸分たがわないところまで辿り着く。
だから、小さなターニングポイントは毎日あって
そのチャンスを丁寧に拾っている人は
ある日、道が大きく軌道修正されていることに気づくのです。
桜は、春に咲く
植物ってすごいなぁ、と思います。
『私、去年ちょっとくたびれたから、今年は５月頃花を咲かせようと思うの』
と言って咲く時期を変える桜の木を見たことがありません。
３月下旬から４月にかけて
あのこぼれんばかりの薄桃色の花が一面に咲き誇る
たった１週間のために
木々は１年をかけて規則正しく準備をします。
命ある限り、その動きはとまりません。
これこそスピリチュアルだと思うのです。
日本という国が長く、出会いと別れの季節を春のままにしているのは
人々がこの芽吹きのエネルギーを強く感じるからではないでしょうか。
まだ少し肌寒いこの季節に、今までの自分に別れを告げて
新しい自分に生まれ変わるための第一歩を踏み出す。
大きな出来事がない春だったとしても
日々の小さなターニングポイントで
ちょっとずつ軌道修正していけば・・・
振り返ったとき
「この幸せは、あそこから始まったな」
そんな春になるといいなぁ、と思います。
内■□