はいどうもお久しぶりのケインです。今日は残念なおはなしです。

1998年頃から最初はただの車のお悩み相談所的な何かからスタートし、次にカーオーディオカスタム店として、その後は中古車販売から整備・車検・チューニング・などと変化してきた弊社アンリミテッドですが、今まで2回の存続危機に陥ってます。

一回目は完全に資金ショート。その時に大変お世話になった方にまだきちんと恩返しができていなくてとても心が痛いです。

二回目は業者オークション会場の全国のUSS全国会場との取引が札幌会場だけに縮小されたとき。理由は二人目の保証人追加要請に応えられなかったから。その時保証人になってくださいと20年来の付き合いの後輩に頭を下げるも、面倒事は嫌だとか、(若いコと浮気しまくっているクセに)家庭を守る責任があるとかカッコイイことばかり言って結局引き受けてもらえなかったので、そういうレベルのお付き合いだったのねと今でも逆恨みしています。ちなみに今でも一人目の保証人には一切迷惑を掛けたことがない。

そして今が三度目の危機。通称「ファクトリー」と呼んでいる、作業場兼倉庫からの立ち退き要求がのっぴきならない状況となっているのだ。

実は去年あたりから大家が変わるなどいろいろ状況の変化が発生していたので、場所の移転は画策していたのだが・・・

昨夏にはバレーボールができるくらいの広い倉庫に住居ごと移転しようとしてそこの街の商工会議所を巻き込み融資を受けようとチャレンジするも銀行からダメ出しを食らって頓挫。

最後まで悩んでいた、祖父の遺した自動車工場跡地への引っ越しも、最大震度7という空前絶後の規模の北海道胆振東部地震の震源地にめちゃくちゃ近く、そのせいで木造建物がかなり歪んでしまい結局解体、頓挫。

そのほか移転場所候補のリサーチや金策含めあれやこれや人脈等を駆使して頑張るもなかなかうまく行かず。

そして大家が怒鳴り込んできたのが先日。

しかし今まで20年近くさんざん作業場として使ってきたのに、出て行けという理由が色々すごい。庭の畑(そんなに広くないが・・・)の土起こしをするのに使うテーラーという機械を収納する場所がないとか、息子と息子の友達がバイクを仕舞ったりいじったりするスペースがないとか、自分の家の荷物が溢れていて仕舞う場所がないとか、年に1度返ってくるかどうかわからないような孫が帰って来た時に車を停めるスペースがないとか。

そんなどうでもいい理由で俺が生計を立てている作業場を奪うな!と言いたいところなのだが、争ってもどうせ最終的には出ていくしかないので仕方なく整理整頓、片付けを続けている。

作業をするスペースやお客様の車を置くスペースが無くなれば、必然的に何も仕事ができなくなる。そんな訳で、先行きはかなり暗い。

あー、あのバレーボールできるサイズの倉庫に住みたいなあ・・・・・