NSR250R(MC21)のヘッドライトはH4バルブを使用した2灯式なのですが、正確にはH4Rという特殊な形状、特殊なワット数のバルブを使用しています。
http://www.m-and-h-bulb.co.jp/halogen/typetable.html
このバルブでは実際のところナイトラン時に暗くて怖いので、お約束のHID化をしてみます。ネット上ではH4バルブのロービーム化だけのキットを使ったレポートは散見されますが、ハイロー切り替え式の事例はあまり見受けられないため、折角ですのでチャレンジしてみることにします。
まず4輪用のHIDキットを入手します。
今回買ったHIDキットには、「HIDのような光」とは書いてありませんでした(笑)
ヤフオクで入手した安物ですが、バラストなどはかなり小型になっています。
電源に関してはボディアースとバッ直の+が必要になっていますが、NSRはアルミフレームなので念のため両方ともバッテリーからメーター付近まで直接取ります。なのでここでは絶縁性に優れた屋外用キャプタイヤコードを使って電源を取ります。
この芯線をバッ直するわけですので、先端を端子加工します。
そのコードを可動部と干渉しないようにメーター付近まで取り回します。
電源回りの作業は一旦ここで中断し、次はバーナーの加工に取り掛かります。H4バルブを買ったので、そのままではH4Rのヘッドライトには組み込めません。そこで3本出ている足のうち、2本を切り、さらにくぼみの部分も作ります。
これを。
こうします。さらに、H4R状の足の部分が無いと固定できないので、アルミ板を切って、貼り付けます。ここでは一度型紙を作ってから、お約束のスーパーXG接着剤でくっつけてしまいます。
とりあえず硬化待ちの間、バラスト側も加工します。車体に干渉しそうな部分にはスポンジを貼り付けておきます。
今日の作業はここまでです。続きはまた次回。