息苦しいというか、痛い。芝居を観て、おなかいっぱいになるの久し振りです。
以前共演させていただいた、浅倉洋介さんの出演する舞台を観てきました。

なんでこんなに苦しくなったのか。内容の重い部分に当てられたのもありますが、それだけではないハズ。
重いっていうのは、ほぼノンフィクションだから。事実だからこそ迫ってくるものもあるのではないでしょうか。私の主観ではありますが。

さて、引っ掛かっているのは何か。ここからは、このお芝居を観たことで、私の中で喚起されたことです。芝居の内容とは直接関係ないです。悪しからず。

まず一つ目。やりたいことと、やるべきことは、必ずしも一致しない。
イコールになるのがベストではあります。しかし、今の私にはそれができない。その力がない。
異魂としてやりたいこと。
役者としてやるべきこと。
それを一緒くたにしていたから、身動きとれなくなっていたのではないか。

そして、二つ目。大義名分をつけて自分を納得させている。
どうして芝居をやるのか?
どんな芝居がやりたいのか?
芝居で人を楽しませる。大切だし必要なことです。でも、それだけでは答えになっていない。誰かのためということを、言い訳にしているだけではないか。

まだ問題提起の段階です。ここからです。今さらっていうか、まだそこ?っていうか…。
こうしてはっきり言葉にすることからも逃げていたんだと思います。今回観たお芝居でそれを突きつけられて、痛くなったんでしょうね。自分を追い詰めていかないといけません。
命を燃やす、ですよね?岡本先生。(←この方もお芝居とは関係ありません)