小田原まで
昨日は法事で小田原まで。
親父が他界して、一年目の法要でした。
親父の危篤と同時に、愛与の妊娠が分かったという、何とも運命的な去年のこの時期でした。
命は凄いね、そうやって自分がこの世からいなくなっても、遺伝子は引き継いでいくのだからね。
お寺には調度お雛様が飾ってあって、明治時代、大正時代の作品のようだ。
「お経で泣くかな」と思ったけど、結構ラストの方まで頑張った愛さん。
この後、お墓でジジババとご対面。
二人が生きていたら、相当喜んでいただろう奇跡の孫だよ。
お寺は墓参り客が多いので、小田原の老舗「だるま」に席を取って会席。
明治26年創業の、小田原では最も古い料亭で、全国的にも有名店。
その一品一品の味の深い事。
通りに面した食堂は、フラリと寄れるので小田原に来た際は寄ってみたらどうでしょう。
久しぶりに兄弟が揃ってるんで、そのまま帰るのも何だし、「お茶でも飲もう」という事になり、一夜城跡にある、パテシエの鎧塚俊彦さん(故 川島なおみさんの旦那)のお店のヨロイヅカファームに行く事にしました。
そもそも一夜城(石垣山)は、小学校の遠足以来行ってなくて、まあ、ただの岩の山くらいの思い出しかないのですが、歴史的には有名な山ですよね。
豊臣秀吉が小田原征伐の時に北条氏を攻めた時に、「一夜にして城が出来た」と戦意喪失させたという戦術的お城。
まあ、実は一夜にして出来たわけではなく、約3〜4万人を動員し、80日で構築されたお城で、目の前の木を構築して伐採したから、小田原城側からは突然現れたお城だったんですね~。
今の時代では、たったの3キロくらいの目と鼻の先くらいの距離なのに、確認する術がなかったのでしょうか。
「戦さ」は「戦さ」なんだけど、真田幸村にしても、当時の戦い方って、なんか人間味溢れて面白いよね。
なので、歴史的資料として興味のある方は訪れてはいる石垣山ですが、まあ、地元の人はそんなに行く事はなかったんですが、近年、このヨロイヅカファームが出来てから、観光客も押し寄せ、ちょっとしたスポットになってるわけですね。
自家栽培の野菜を使った、オーガニックな料理やスイーツなんで、現代の人にも受けるんでしょうね。
そして、景色もかなりいいです。
お店の中はいっぱいだったんで、テラス席にてケーキを頂く。
ベビーカーも初出動で、いよいよこんなスタイルで動き回る日も近い(笑)
干物と塩辛を買って、前日の検査では糖が出ていなかったので、気を良くし、久々の日本酒を一杯。
やっぱり日本酒が最高!
初めての遠出という事もあり、愛与さんは撃沈。
うには久しぶりの職場復帰であります。
何でもネタにするAKIブログです~(笑)