何回行っても新鮮なのが旅LIVE「ましゅまろままワンマン」@土肥CRAZY SPOT 31 | AKIなんすけど・・・。

何回行っても新鮮なのが旅LIVE「ましゅまろままワンマン」@土肥CRAZY SPOT 31

今年最初の3連チャンLIVEが終わりました。

 

いやー、寒い中みんなご苦労様でした。

 

各LIVE、本当にそれを忘れるくらいの温かいものになりました。

 

今年のスタートに、元気をもらえる内容でしたよ。

 

 

ましゅまろままのツアー二日目は土肥CRAZY SPOT 31。

 

6年近く、ましゅまろままも通ってる町で、ホテルのロビーコンサートもやっていたからね。

 

 

昨今では、ホテル業なども、業績から経営者が変わるだとか、「予算がない」だとかで、娯楽にかける経費もどんどん削られるし、かつての日本人の平均的お小遣いも減ってるじゃないですか。

 

なので、こういう芸事の発信も、小さくまとまりがちで、内容にも妥協してしまいがち。

 

ステージが泣いてるよ。

 

いいものをやらなきゃ。

 

 

まあ、勿論、気軽に自分たちが楽しめる音楽もありだけど、AKI presents!はその路線はやらない。

 

そう思いながら、7年という企画をくり返して来ました。

 

クォリティ(演奏力だけではなく)を求めても、そう易々と明日から出来るものでもなく、長い年月をかけて、やっと入口にたどり着いたかな、という感じです。

 

その意味も、ビジョンも、伝わるのに時間もかかるし、誤解も沢山生じるから、時々折れそうになる事もあるけど、ひとつひとつ証明するしかないんだよね。

 

永続性、拡散力のある音楽を、インディーズのシーンでも行えないと、そこにいる「本物」たちが、いつまで経っても報われない。

 

その為にやってる事だから。

 

 

地方というのは、それでなくても地元で塊りがちだし、遠隔地になればその傾向は尚更で、高齢化の進む過疎化の地域なんて、新しくレベルの高いものが入って来る可能性も少なく、本当に数少ない有志がその気になって情報を取って、身を削って発信しなければならないと思うのです。

 

そういう意味では、この土肥という小さな町は、本物志向の、またそれを受け入れられる奇跡的なシーンかもしれません。

 

それも最初からそうだったわけでなく、土肥のtomoさんを始め、仲間たちが頑張って来たからなんだろうね。

 

勿論、興行的にはキツいけど、ちゃんと形になっています。

 

 

ここ最近は、すぐお隣の修善寺のFMISにも、毎月のように通わせて戴いてますし、パーソナリティーのヤマダヒサコさんや、スタッフの方達とも同じ志向で番組作りにも参加させてもらっています。

 

今やネットの時代ですから、情報源は何も都心じゃなくても、影響力のあるシーンって、結構地方にあるもので、アンテナを持ってる方はちゃんとチェックしている時代なんです。

 

頑張れば、地方だって盛り返せると信じております。

 

 

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いつもは日帰りで行く土肥だけど、今回は珍しく宿を取りました。

 

目の前のストリートと公園が、夏の花火大会の時にストリートフェスをやったりする会場で、ここにも沢山のミュージシャンが今までにやって来ました。

 

眼下に眺めてると感慨深いですよね~。

 

 

今回のましゅまろままワンマンでは、5年ぶりに僕も歌おうと決めました。

 

イベントばっかりやっていますが、当然僕も良いものを沢山見聞してるわけで、前とは同じじゃないと自分でも思ってますし、それを土肥の方にジャッジしてもらいたかったのです。

 

怖かったけどね(笑)

 

 

結果として、本当に気持ちよく出来たし、やって良かった。

 

 

まみりんとの共演も披露出来ました(歌詞間違えたけど 汗)

 

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ましゅまろままのLIVEは圧巻で、実はリハで真彩さんのアルパの弦が切れそうになって、本来の弦が張れてない状態で、目印の色もズレて張ってあったんです(気が付かなかったでしょう?)

 

彼女らは、常にそんなアクシデントもある中で、最高のものを届ける対処力も身に付けています。

 

ただの大食いじゃないんです(笑)

 

 

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オーナーのtomoさんも喜んでくれて良かった。

 

 

で、今回のもうひとつの楽しみは、以前ましゅまろままがロビーコンサートをしていた時にお世話になった、ホテル近くの居酒屋さんに行く事でした。

 

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行く事を、ちゃんとtomoさんが伝えていてくれたので、灯りを点けて待っていてくれました。

 

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土肥の「いろり」というお店ですが、本当に美味しいです。

 

ましゅまろままは、本当に食べ歩いてる人達だし、次女の経営する食べ物屋さんも家族で手伝って大繁盛ですから、食べ物にはうるさいです(笑)

 

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前回のブログで、「わたしも愛与ちゃんを抱っこしたのに、美女に入ってない」と苦情が出たので、メザシを抱っこして頂きました(笑)

 

 

翌日は、本当はLIVEを入れたかったのですが、オフになってしまい、そのまんま帰るのもなんだし、下田まで足を延ばす事に。

 

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いつも下田のLIVEでお世話になっている、渡辺さんのお店に行ってみたくて、偶然看板見つけちゃって引き寄せられるように辿りついてしまいました。

 

お店の目の前が凄いロケーションで、調度黒船が開国を迫りに来ていました。

 

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料理の中でも、特にましゅまろままがうるさいお刺身も超絶品!

 

付け合わせの海藻まで違う。

 

さすが、ロックンローラー料理人の渡辺さん。

 

 

その後はすぐ近くの下田海浜水族館に、僕も後学の為に久しぶりに入ってみました。

 

久しぶりにショーを観てたら面白かったんで、もう少し娘が大きくなったら必ず下田に連れて来ます。

 

 

クライマックスのイルカショーでは、観客から一名有志を求めて、真っ先に真彩さんが手を挙げて、プロのオーラーを放ちながらステージへ。

 

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こういう時って、大人は尻込みするよね~。

 

子供は割と平気で、いつのまにかそういう感覚を忘れてしまってるんだよね。

 

ましゅまろままは、そういう時でも前に前に行くし、いつもでかい声で盛り上がっていて、やっぱり、そういう気持ちの取り組み方が、そこからして違う。

 

違うというより、こっちが正しいんだろうと思う。

 

良い表現者は、特にそういう傾向も強いし、僕の周りではそういう人が多いので、どこに行っても楽しい。

 

無理やりそうなろうと意識する事じゃなく、そういう環境に常に身を置けば自分も変化するものです。

 

AKI presents!は別に音楽の発信の場だけでなく、そんな楽しい空間を人が作るから、いつまで経ってもみんなお帰りにならない(笑)

 

そして、良いミュージシャンもやって来る。

 

笑う門には福が来る。

 

そういう事だね。