大阪市経済戦略局の中小企業支援拠点「大阪産業創造館」が発行するビジネス情報マガジン「Bplatz(ビープラッツ)」が、中小製造業の現場でかっこよく活躍する若手人材の写真を集めた企画「ゲンバ男子」を2013年10月よりスタート、若い世代に向け、製造業のカッコよさを伝え、イメージアップに一役買っています。
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「3K」と言われ、人材確保が難しい製造業。大手が製造拠点の海外移転を加速させているものの、国内にはまだまだ小さな町工場が存在します。そしてそのような町工場でなくては出来ないこともたくさんあります。しかし、そんな町工場に従事しているのは、ほとんどが高齢者であるというのが現実です。
『生産年齢人口減少でさらに困難になる企業の人材確保』

少子高齢化にともなう人口減で、国内の生産年齢人口は1990年代をピークに現象傾向が続いています。生産年齢人口とは国内の生産活動の中核労働者となる15歳~64歳までの人口のことで、15歳~18歳の年齢層の約90%が中学、高校に通っていること考慮すると、実際の数字はもう少し少なくなると考えられます。
今後もこの傾向は続き、企業は今より更に人手不足が深刻になると考えられています。特に3Kと言われる製造業などではその傾向が顕著になるでしょう。
既に初任給を上げたり、昇給制度を充実するなどの待遇改善を行って若手人材の確保に力を入れている企業も多いと聞きますが、この「ゲンバ男子」がそんな中小製造業の人材確保を良い方向に導いてくれると良いですね。
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