みなさんこんにちは。
ユニフォームコンサルタント福島 です。
さて、今日のテーマは最近ユニフォームメーカーの
カタログ等でも目にするようになった「広域認定制度」です。
「広域認定制度」とは環境省の定める産業廃棄物に関する制度ですが
またこれが漢字ばかりでいかにもわかりづらそうな制度ですね。
ところが意外に簡単な話でして、読んで字のごとく
「産業廃棄物の取扱いを広い地域でも使えるように認定します」
という制度なんです。
ユニフォームメーカーがこの制度を取得する目的は
当然ユニフォームの回収とリサイクルです。
しかし今までは回収／リサイクルをするためには
しようとする地域の地方公共団体の許可が必要だったのですが
この認定制度で環境大臣に認定され許可を取得することで
地方毎の許可がいらなくなるという特例制度なのです。
ね、意外に簡単でしょう。
さてさて、気になるユニフォームメーカーの
広域認定制度の取得状況ですが・・・・・
はい、もちろん調べましたよ。
私、ユニフォームコンサルタントですからね。
認定番号 第１号 平成16年4月23日＊9社共同申請
(株）チクマ、(株)赤尾、ツカモトユーエス(株)、(株)いとや、
(株)飯島産業、ユーエム物産(株)、東洋リントフリー(株)、
(株)金原、明石被服興業(株)、株式会社イスト及び株式会社タケモト
認定番号 第124号
平成19年9月20日 三星商事株式会社
認定番号 第139号
平成20年2月1日 ユニチカテキスタイル株式会社
認定番号 第148号
平成20年6月27日 株式会社自重堂
認定番号 第149号
平成20年6月27日 トムス株式会社
認定番号 第157号
平成20年11月7日 セロリー株式会社
認定番号 第159号
平成20年11月26日 美津濃株式会社
以上、計１５社となっています（平成21年1月7日現在）
現在までコンピューターや住宅建材などあらゆる業種の企業が
認定を取得しており認定企業数は１５５社に達していますが
なんと記念すべき第１号認定はユニフォームメーカーだったのですね。
これはユニフォーム業界に属するものとして
非常に誇らしくうれしいことです。
しかし厳しいようですが広域認定制度の取得はまだまだ
メーカーがリサイクルの回収のスタートラインにたったに過ぎません。
ここから先、ただ認定を取得しただけではないと胸を張って言えるような、
メーカーの具体的な行動に期待したいですね。
私も力になれるようがんばります。
それでは今日はこのへんで♪
ユニフォームコンサルタント福島 でした。
企業様向けにサンプル商品の貸出も行っております。ぜひご利用下さい。
