年も明けて、早いものでもう三月になってしまいました。
一月は行く、二月は逃げる、三月は去るとはよく言ったもんだ。
勉強中の身としては、三月にさっさと去られると困るのだけど。

先日の襲撃予告で、静岡でも高校の卒業式が午後からになったようですね。
謝恩会とかどうすんのかねぇ、と思わず心配になりました。
別の日にやるのかなぁ。そしたら全員揃わないかもね。
国立後期とか、入試終わってない人もいるだろうに気の毒なことです。

さて、きょうは一日一曲!スペシャルとして
わたくしが選んだ卒業ソングを一曲ではなく三曲ご紹介します。

(もうはてなに引っ越した方がいいんじゃないかってくらい長くなったので、そのうち記事を分けるかも。)

過去に当ブログで扱ったものもありますが、
もいちどお付き合いください。


まず、絶対外せないのがこれ。

桜/川本真琴




桜という曲はいくつもあるけれど、
卒業にぴったりなのはやっぱりこの曲です。

川本真琴についてはまた詳しくレビューをまとめたいところですが
この曲はDNA、1/2をはじめ1stアルバムから続いてきた
“こんなに近いのに溶けあえないあなたとあたし”を歌った彼女の
ひとつの到達点だと勝手に思っています。

卒業式終了後のバタバタが落ち着いて
ふっとああ終わったんだな、と気づくと
急速にそれまでのことが美しく見えてくるけれど、
いいことばっかりじゃなかったはずなんだよなぁ。
というより、わたしの場合はたぶんいいことの方が少なかったわ(笑)

 「いい思い出化」できない傷を 信じていたい
  真っ白に敷き詰められていく
  あたしたち新しくなれるの?

むかーしこれで最後だから、と思って言って後悔したこともあったし
言うべきことを言えなくて後悔していることもある。
言わなかった後悔より言った後悔の方がいいじゃん!なんて当時は思ってましたけど
どっちがいいかって、どっちも後悔してるもんなぁ。
見切り発車で無理やり感情を型にはめて言わなきゃよかったっつーかよく考えたら別の人に言うべきだった……と
未だにひっかかってるわー。
今思えば「ひとりぼっちになる練習」もよくしないうちに別れちゃったってかんじだったのか。
まあ、「ひとりぼっちになる練習」したって
「でーきない できない できない」ものなのかもね。

言った人も言えなかった人も、
それまでのことで苦い気持ちがくすぶっている人も
消化不良気味のことがあってもいいじゃない、
そこに意味があるかもよ、と思いたいのです。



もう一曲は、これ。

プライマル。/THE YELLOW MONKEY




イエモンのラストシングルです。
いかにもバンドの解散くさい曲だなあこれ。
Youtubeでフルがなかったので、ニコニコから。

こっちは前の曲とは異なり、
モヤモヤをきっぱり振り切って新しく進みたいって曲ですかね。
まあ完全に振り切れるかどうかはまた別ですが。

卒業おめでとう、というフレーズが入ってはいるけれど、
これはエスカレーター式にやってくる卒業ではなくて
今いる場所を捨てて自分から出ていく、という感じが強い曲。

卒業するってことは、それまでの関係を捨てるってことでもある。
後ろ髪を引かれるし、昔の思い出がやけに綺麗に見えて、
それがこれから先、新たな場所でやってくときに重荷になるのもわかっているんだけどもうここにはいられないんだ、と自分に言いきかせて出てきた人もいるんじゃないかなあ。
そういう旅立ちを歌った曲の中でも、ラブ(笑)が感じられます。


最後はこの曲。

BELOVED/GLAY




これは、卒業や卒業式そのものというより過去の日々を振り返ったときに聴く曲ですね。
(いや、いままでの2曲もそうなんだけど、これはその要素がさらに強いな)

季節も違うし、このシーズンの曲としてあげるのはどうかと思ったけれど、
自分が卒業するときに、
いつか卒業した今日のこと振り返って思い出すこともあんのかなーと
この曲のサビのフレーズが頭をよぎったのを思い出したので
やっぱり紹介することにしました。

 やがて来る それぞれの交差点を迷いの中 立ち止まるけど
 それでも 人はまた歩き出す

卒業ってのは目に見える節目ですので、
「それぞれの交差点」ってやつとはちょっと違うのかもしれませんが、
卒業までにみんな大なり小なり交差点に行きあたるものですねえ。
そこでそれぞれ本意でも不本意でも自分の道を選択していくんだろうけど、いずこに進むにしろ出会いと別れはつきものです。

深く考えずに選択をしつづけてきたわたしも、ついに年貢の納め時で
いまスクランブル交差点のただ中にいるわけですが、
悩みは尽きない……。

今年卒業を迎えた中には、就職先が決まらないままの人や、
受かったところに進むか、もう一年頑張って来年受験するかで悩んでいる人もいたでしょう。

どこに向かうにしても歌が自分の足で歩き出す力になることを祈って
今年の卒業ソング特集の締めにいたします。

今年卒業されるみなさま、卒業おめでとうございます!


甘える歌、というとわたしの知ってる中ではこれ。



一日一曲! 『電話をするよ』/UA



午前四時ぐらい、今の季節なら五時近くに

ぼーっと部屋の中でひとり、

ベッドの上でごろん、とゆるい体育座りのからだが倒れる。


意味もなく涙が流れたりして

つうっとまっすぐ流れるんじゃなくて、目尻を伝って頬の上にびしゃびしゃとひろがる。

量はたいして多くないくせに、流域面積はひろい。


さっきまで座ってたカーペットの上の低い机には

最後ちょこっと残った飲みかけのインスタントのカフェオレのマグが置きっぱなしで

茶色く飲み口の端の方のあとが固まってる。


思考も空気も緩慢で

ゆうべの自分の残留思念がふわふわりと浮かんでいるような


交差した手足をだらんとさらに弛めて

理由なくなんだか可笑しくなって

鼻息とうすく横にのびた口元の分だけ大気が揺れる。



そういうイメージです。


この曲は96年のシングル『情熱』のカップリングソング。

シングル曲で初めてUA自身で作詞しなかった曲らしいです。

作詞はホフディランのワタナベイビーで、

(これ書くにあたってwiki見て初めて知った)

コーラスもたぶん彼。



甘えるのってへたくそなんだよなぁ。

うまくいかない。

ほんとにほしいものをほしいっていうのがへた。

そんであとあと使えそうなものを合理的に選んで

やっぱこれじゃないって気持ち どっかでくすぶってる。



そういうとき、ちょっと聴いてみるといいんじゃないかなと思う。



総理大臣よりも キミに頼っているよ が秀逸。



換気口から、金木犀のいいにおいがする



一週間廃人生活してました。

さらにここ4日間は三大欲求にのみ従って生きてました。

コンビニとフラットの往復生活。

流石に恥ずかしくなって離れたとこ行ったりして。

…何かから逃げてる時って書けないもんっスねぇ




んでさっき入った2番目に近いコンビニで流れて


上海ハニーかー懐かしいなー、と思ったら


上海ダーリンってアンサーソングだったみたい。




大阪出身のDancing Dollsって15歳の女の子5人組が歌ってるみたい。

え、この子たちもしかして原曲リアルタイムで知らないんじゃね?と一瞬思ったけど

95年生まれで発売時8歳だったらしい。まぁそんなら記憶あるな




しかしシングル発売9月12日って…せめて8月になんなかったのかねぇ

でも有線で流れてるからいいか。




これはあれだね、三木道三のLifetime Respectへ

RSPがLifetime Respect ‐女編‐ってアンサーソングを出したみたいだわ。



RSPが出した時、友達に「三木道三のアンサーソング出たよねー」って話したら

は?って顔されてさみしかった。そもそも原曲知らんかったらしい…




あの頃 モー娘→レンジ ってハマってた子多かったねぇ。

…兄の洗脳のせいでわたしは興味を持たなかったけど




わたしはあの夏、人生初の南半球で

スクールの授業の合間に

ちょっと年上の男の子たちがよく口ずさんでたのを覚えている。

もう今は立派な社会人やってると思うけど…お元気かしらん?



――そこまで思い出して、当時聴いた曲は

 

RIP SLYMEの楽園ベイベーだったことに気がついた