1月はどうもエンジンがかかりません、うなっくすです
それはどーでもよいのですが、ウナギの稚魚であるシラスウナギ漁が久方ぶりに好調なんです!
ここ4年間は、未曾有の”シラス大不漁”から、”どうなる?業界!?”といった声が各方面から聞かれていたんですが、今シーズンのシラス漁は好調のようで、まずは一息つけそうな感じです。
ただし、今、採れているのはあくまでもウナギの稚魚であってウナギの成魚が採れているわけではないのです。
要するにウナギの稚魚が採れたからと言って、ウナギの成魚の相場がすぐ下がるわけではないのです。
このウナギの稚魚が成魚になるのはおそらく早くて5月から、夏以降は潤沢な成鰻供給が予想されます。ウナギマーケットがこの数年間の高値から”縮小”しているだけに、需給バランスを大きく崩れる事によって、”大幅に値下がる”との見方は濃厚です。あくまでも、それは”今”じゃないんです。
業界内でたびたび、起こる”極端な”相場展開に、まだまだ落ち着きそうもありませんが、まずはこの4年の不漁を脱しそうな事だけは、素直に喜びたいです。
もちろん、ウナギ資源管理についても業界挙げて、進めていかねばなりません。
なお、4月末まで日本におけるシラスウナギ漁が続きます。台湾、中国に比べ、日本における漁模様はパっとしませんが、31日の闇の大潮(一般的にウナギの稚魚が採れるとされる日)前後を期待しましょう!
では。