アウェイ長崎戦 | Una VOZ

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Shonan Bellmare FC supporter N.Takahashi's blog.

前節の試合後、右ウイングバックのMF古林将太が全治7ヶ月の大怪我を負ったことが発表された。とても悲しい発表ではあったが、本人はとても前向きなコメントを発している。ただ、これまで順調に準備できていただけにショックは大きいと思う。けど、この経験は今後必ず生きるはずだ。まずはあせらずにしっかり怪我を治して欲しい。がんばれ、コバショー。

MF古林将太の大怪我を受けて、クラブは急遽新潟から同じ右ウイングバックのMF藤田征也をレンタル移籍で獲得。この試合早速ベンチに入った。そして、度重なる大怪我に見舞われ、苦しいリハビリを乗り越えてきたFW中村祐也が2012年7月15日のアウェイ大分戦以来ベンチに入った。スタメンに関しては前節から大きな変更はなかったが、今節出場停止のFW梶川諒太に代わって新加入のFW岡田翔平、MF菊地俊介に代わってMF岩尾憲がボランチの位置に入った。

長崎も湘南と同じ3-4-2-1のシステムで試合に臨んできたが、序盤から湘南が激しい球際の攻防を制して試合を優位に進める。なかなかゴールが生まれなかったが、前半終了間際にDF三竿雄斗の思い切った上りからのクロスをFWウェリントンが折り返し、最後はMF宇佐美宏和が押し込み先制。リードして前半を終える。後半、長崎が選手交代を機に流れを掴み、お互い一進一退の攻防が続いたがゴールは許さず。試合終盤にCKの流れからFW武富孝介が決めて追加点、ペナルティーエリア近くで得たFKをDF丸山祐市が左足で豪快に決めてダメ押し。厳しい試合であったが終わってみれば3-0の快勝であった。

今季はDFに身長が比較的高くて足元の技術もある選手がいることもあって、守備が昨季よりは安定している。GK秋元陽太の存在も大きい。また、MF藤田征也が移籍加入後、早速途中出場を果たしたが、彼と同じポジションのMF宇佐美宏和が意地を見せてくれたのはチームにとって大きいし、2試合連続無失点で試合を終えたのも本当に大きい。過去最強の湘南を目指すとは言っても過信せずに、1試合1試合厳しい試合を勝ち抜いて成長していこう。
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