写真左はヒジャブを拒否し、顔を出したところ「ワイセツ」と認定されたAmira Osman Hamed=アミラ・オスマン・ハメドさん(35)/YouTubeより、彼女は、スーダン政府は女性をタリバンのように扱いたいのだと徹底抗戦の構えを崩さない。1991年のスーダンの刑法152条では、「公共の場で猥褻な行為・風紀に反する行為または猥褻な衣装を身に着けてはならない」としている。過去には、ズボンを履いていた女性が、むち打ち40回の刑を受けている。文化の違う国だけど、ひでえことするなぁ。
【時事11/5-スカーフ拒否で、むち打ち刑か=「わいせつ」と女性に―スーダン】
【ハルツームAFP=時事】スーダンで、髪を隠すスカーフ「ヒジャブ」着用を拒否した女性が訴追され、むち打ち刑になる恐れに直面している。スーダンの法律では、女性はヒジャブで髪を隠さなくてはならない。被告の女性アミラ・オスマン・ハメドさんは8月、役所を訪れた際、警官からヒジャブ着用を命じられた。しかし、従わずにいたところ「わいせつ」な格好と認定された。
ハルツーム郊外の法廷で4日に公判が開かれたが、次の期日は決められないまま。ハメドさんは「簡単には終わらせず、常に私を脅せるよう(当局は)裁判を使いたいのだろう」と述べている。
スーダンでは2009年にもズボンを着用していた女性らが逮捕され、収監されたり、むち打ち刑になったりしたことがある。