蟹洗い before ― after
朝のお仕事は、ひたすら蟹を茹でる作業です。
と言っても、釜に入ってしまえば、火加減の調整と、茹で時間に気を使う程度でこれといった作業はありません作業はありません。
一番時間がかかるのは、蟹を洗う作業。
関節に溜まってる砂や土を束子で洗い流し、甲羅についたカニヒルの卵をこそげおとします。
コレが物凄く時間がかかるんです。
でも、この分、キレイになります。
洗う前がコレ↓
で、洗ったらコレ↓
もういっちょ
before↓
after↓
ガイドブックやテレビで、
「カニヒルの卵がたくさん付いているのは良い蟹」
みたいに書いてあるのを見かけますが、間違いです。
↓この蟹は、身のつまりもカニミソのつまりも悪かったので、甲羅を剥がして脚だけを茹でたのですが、剥がした甲羅にはこんなにカニヒルの卵が付いてます。
ちなみにペコペコと凹むくらい痩せた蟹でした。
蟹を洗い終えたシンクは、こんなに汚れてます。
蟹には、コレだけ汚れが残ってるってことですね。