石川屋(熱海市銀座町)チャーシューワンタンメン | 気まぐれ野良の食べ歩き

石川屋(熱海市銀座町)チャーシューワンタンメン

 昭和の大名優、高倉健氏が愛した店の1つとして有名ですね。石川屋さん



↓ 厨房を囲むようにL型のカウンターに10席、2人掛けのテーブルが2卓、4人掛け、6人掛けのテ
  ーブルがそれぞれ1卓見えます。店主ご夫婦他、2人の女性が受注、配膳、調理補助を行って
  いました。



↓ メニュー(一部)はこちら。同店はオムライスでも有名な店ですが、初デビューなので王道のラ
  ーメンと行きましょう。さすが観光地熱海の、しかも駅から近いだけあって値段も強気ですね(^^;;
  ラーメンを除いて殆ど千円超え Σ(゚д゚;)



↓ 店名を冠した「石川屋ラーメン」の他、創作的なラーメンもありました。



↓ オーダーは口頭で。
  湯河原町のお隣町の熱海ですから「もしや」と思ってチャーシューワンタンメン(¥1,350込)
 
  トッピングはほどほどの厚みの大判のチャーシュー、ワンタン。薬味に小口切りのネギが乗りま
  す。(メンマが入っていたか失念)



↓ 分厚いラード層から覗く、澄んだ濃い色をしたスープは醤油の香りが強く、鳥ガラと豚ガラを軸
  とした印象ながら、煮干し等の魚介の旨味と化調の旨味も強い。
  小田原(大西)系のように味もコクも強くなるほどではありませんが、チャーシューの油脂が溶
  け出し、コッテリとしてスープに変化していきます。



↓ 麺は同市でも有名な「わんたんや」さんも使っている伊豆山のコマツ屋製麺さん。緩やかな縮れ
  のある極細のストレート麺。やや少なめな加水率と思えましたが伸びにくく、スープも気持ち良
  く持ち上げてくれて、喉越しも良かったです。



↓ チャーシューは小田原(大西)系のように、部位の違う煮豚が5枚。恐らく腕肉と腿肉でしょ
  う。スープで柔らかく炊きあげてからチャーシュータレの中に漬け込んであるようで、しっかり
  味も染みています。
  ただ、気になるほどではありませんが、予めスライスされているようで、やや酸化臭がしてしま
  っていますが、繁盛店のため致し方ないところでしょう。



↓ ワンタンは何個入っているのか不明(笑)というのも耳かきほどの餡しか入ってないので、1つ
  1つの存在感が全くありません(^^;; チュルチュルした皮の舌触りを楽しむ趣向のようです。




石川屋

住所:静岡県熱海市銀座町9−3
電話:0557-81-3075
営業時間:昼 PM12:00~PM15:30(L.O)夜 PM17:00~翌AM0:30(L.O)
定休日:木曜日
駐車場:なし
ホームページ:なし
喫煙:可(分煙なし)