『大人たちの失敗 この国はどこへ行くのだろう?』 櫻井 よしこ
色々と為になることが書かれている本だし、櫻井さんの仰るとおり
その中で特に「憲法」と「中国・北朝鮮」については自分の考えを書いておきたい
日本は自主憲法を持つべきだし、併せて自国の防衛軍を持つべきだ
軍隊は悪という先入観があってアレルギー反応を起こしてしまうけど
実は独立国が軍隊を持たない方が元々おかしなことなのだ
敗戦国日本はアメリカによって永久に武装解除という形を強いられているけど
親米保守の連中が言うようなアメリカが日本を守ってくれるなんてことは絶対にあり得ない
官僚の天下りは確かに怪しからんことだけど
アメリカに対する盲目的服従によって毟り取られるお金の方が余程税金の無駄だ
外務省にしろ財務省にしろ、弱腰の宥和外交の方が問題だ
財政難に苦しむアメリカは国債発行によって世界の一極支配をどうにか維持しているが
それももう限界だ
このままだと東アジアの覇権は中国が握ることになるし、それが中国の狙い
尖閣諸島の問題なんて実は氷山の一角に過ぎない
東アジアの勢力均衡のためにも日本は自前の軍隊を持ち、核兵器を持つべきだ
それが争いの抑止力になり、初めてバランスが取れることになるのだ