娘が熱中症っぽくなりました。 | 震災後の海おんなのブログ

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震災からの記録です。

お昼頃、保育所の先生から電話があり、体温が38度以上あるとの事でした。


あわてて迎えに行くと、おでこと首筋にひえピタを貼って出てきました。


かかりつけの小児科は、午後休診で、紹介された病院に行きました。


咳も無く、食欲は少しあり、普通に歩いている、でも体が熱い・・・なんだろう?


紹介されたのは大きい総合病院でした。


待合室にはほとんど患者さんがいなく、娘は絵本を読みながら、ご機嫌でした(?)


熱を測ると37.5度。平熱に近い・・・


診察室に入ると、イケメンの若い男の先生でした。(かかりつけは女の先生)


イタリアンの川越シェフのような感じでした。


娘のテンションは一気に上がり、おなかをポンポンするのも恥じらい、熱い視線を投げかけていました。


そして、


「先生ってイケメンだよね♪」


と言ったかと思うと、


「お母さん、結婚線あるか見て!」


と診察室で手のひらを見せました。


無理だから・・・


帰り際、


「ここ涼しいから泊まろうか?」


先生も看護師さんも苦笑い・・・


軽い熱中症ということでした。


私達が住んでいるところも小さい窓しかないため、夏の熱中症対策が必要だと思いました。



帰ってくると、母屋にいる方に、


「あそこの保育所は天気が良いと外で遊ばせてる。それが問題だ!」


と言っていました。


一因はあるかもしれませんが、天気が良いと園庭で遊ぶのではないか?と思いました。


娘の通っている保育所では、ブルーシートをテント代わりにしてほぼ半分が日陰です。帽子もかぶっていますし、水筒も各自持ってきています。持って来れない子は、保育所で飲ませてくれます。大きなタライをいくつか置き、水を張って、台所洗剤の空の容器に入れてピューピューしています。


定員をオーバーしているのに私達避難者の子をたくさん受け入れてくれました。


うまい言葉が見つからないまま、その場を後にしました。