余震が収まらない中、朝になった。
電気、水道が止まったままでかろうじてお世話になった家ではガスが無事だったため、ご飯を炊いて、おにぎりを作ってくれた。
平日、昼のことだったので、勤めている人は帰れないのか、津波に流されたのか確認する方法がなかった。
私の住んでいる地域は、海のすぐそばだったので地震よりも津波が怖かった。
私の旦那は山の中で働いていたので、大丈夫だろう、逆に私達を心配しているだろうなあと思った。
でも、できれば戻って来てほしくなかった。
津波が何回も押し寄せてきていたからだ。
津波警報が出るたび、山に登り、津波の大きさを確認した。
奇跡のようだが、旦那が帰って来た。話を聞くと、地震で通行止めになり、車を置いて知り合いの家から自転車を借り、道路が寸断されていたので自転車を捨て、瓦礫を登り、それも無理になり、山を越えて、そこで知らない人たちが外で焚き火をしていたので、「朝になってから動いた方が良い」と言われ、そこで夜を越して歩いて私達の所まで来たそうである。
疲れきっていて無事を確認すると横になってものすごいイビキで寝てしまった。
☆今日の私☆
アサヒグラフの震災特別号を見た。凄かった。
どこのガソリンスタンドも(レギュラー)159円・・・