敏感肌やトラブル肌が安心して使える化粧品ブランド、
フイルナチュラントは
皮膚科医の津田攝子先生がこだわって開発した
ドクターズコスメでした。
現在は大手化粧品メーカーの傘下になっていて
今年の春に、津田先生は開発医としての契約を辞められました。
その後、この“ドクターズコスメ”がどうなっていくのか注目していましたが、
台風が近づく先週の２０日、新生・フイルの発表会が行なわれました。
１０月１６日に発売される新製品。
左から
ＣＬ コンセントレイト ローション １５０ｍｌ ￥５７７５
ＣＬ セルライザー ３０ｍｌ ￥７３５０
ＣＬ コンセントレイト クリーム ４５ｇ￥８４００
製品のコンセプトや内容説明は、企画部の宇野さんから。
環境ストレスが冷えや血流低下を招き、
うるおいや美容成分が巡りにくい“滞り肌”となって
老化を進行させてしまう。
↓
肌のハリ・弾力のある肌に導く新製品を開発
という、宇野さんの説明をうかがいながら、各テーブルで製品を試用しました。
その後、新しく“ブランドコンサルタント”となられた
世田谷のタナベ皮フ科クリニック院長の、田辺和美先生のお披露目。
皮膚科専門医であるご自身の経歴も話されました。
以前は外資系化粧品メーカーのアドバイザーをされていたこともあったそうです。
質疑応答の時間が設けられていなかったので、
終了後に同業のジャーナリストたちとフイルの方に“囲み取材”的に質問させていただいたところ、
今後は、医師が開発する“ドクターズコスメ”というよりも、
医療の技術や治療法を取り入れた
“医療発想”の化粧品に方向転換をしていくとのこと。
今までの製品で、愛用者の方が多いものは引き続き取り扱っていく、とのことでした。
が、少しずつ製品の入れ替えはあると予想されるので、
お気に入りの製品がある方は、生産を続けるかどうかの確認や、継続生産のリクエストをするといいかと思います。
ドクターズコスメの“はしり”であり、
ここにしかない個性的な製品の宝庫だったフイルナチュラント。
私自身も、肌の調子を整えるためのお守り的な愛用品があるので
この方向転換は寂しいものがありましたが、
この秋から、違った魅力を見せてくれることを期待します
フイルナチュラントＨＰ