北関東・東北・北海道・上信越 編 ~北へ~(1)1日目①は、→こちら
祖国・日本を巡る旅「北関東・東北・北海道・上信越 編 ~北へ~」も
1ヶ月経ちました。31日目も元気に出発。

御傘山神社(室蘭市御前水町)に参拝です。

明治四十一年(1908)、株式会社日本製鋼所が当地に創業するにあたり、
社運発展と安全創業を祈念し、時の日本製鋼所顧問、呉鎮守府司令長官
海軍中将山内万寿治男爵の提唱により、大国主命を奉斎して創建された
神社です。

鎮祭の時、深山地を揺がすが如き大雨となり、参列者は一同木陰に雨を
避けたが、男爵は製鋼作業には大量の水を必要とするため、
「雨は神の御恵の露ならずや」と、古今和歌集の
「みさぶらひ御笠と申(まを)せ宮城野の木(こ)の下露は雨にまされり」
に因み「御傘山神社」と命名されました。


何となく愛嬌のある狛犬

拝殿

社号額
境内摂末社


乃木神社
ご祭神:主祭神 乃木希典,乃木静子・配祀 乃木勝典,乃木保典

富山稲荷社
ご祭神:主祭神 倉稲魂神,・配祀 大山祇神

神輿殿



招魂碑 弔魂碑
地名の「御前水」は明治十四年(1881)に明治天皇が室蘭へ巡幸された際、
「天澤泉」の水をお飲みあそばされたことに由来しております。

天澤泉

無人の社で社務所周辺に連絡先の張り紙もありませんでしたので、
御朱印は頂けませんでしたが、「乃木神社」にもお参りすることが
でき良き参拝となりました。
つづく