[沖縄 編(18)のつづき]
暫しフェンス越しのベースを見ながら車を走らせ、続いて訪れたのは、
沖縄の城の中で最も古いと伝わる勝連城(かつれんじょう)です。

まず、模型で全体像を把握してから登城開始です。

13世紀-14世紀に茂知附按司により築城され、最後の城主が阿麻和利である。
阿麻和利はクーデターを起こしてこの地方の按司となり、琉球の統一を目論んだが1458年に琉球王府によって滅ぼされました。


防御田地
:平時は農地として使用し有事には水を入れ防衛したと考えられてます。


居住スペースである四の曲輪へ。


四の曲輪から見上げた城壁に囲まれた三の曲輪、二の曲輪




仲間ヌウカー
:鍛冶(カンジャー)のために掘られた井戸(四の曲輪には5つの井戸がある)


ミートゥガー(縁結びの泉)
:生活用水を汲む井戸で、若い男女が水汲みを口実にして会っていたのでは。

三の曲輪を目指します。
つづく