西陣織の帯、工房見学へ その1 | ほぼ日刊?着物新聞

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ネットショップ「モダン着物小物 梅屋」umeyakimono.com の店主 梅まりの日記。
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なんだかあっという間に日が経ってしまいましたが・・・滝汗

 

2週間ほど前の京都出張では、梅屋の西陣織の半幅帯・名古屋帯を織ってくれている織元さんの工房へ見学に行きましたニコ

 

西陣は、京都らしい町屋と新しい建物が立ち並ぶこんな地域。

 

細い路地を入って行くと、工房があります。

織機が大きな音を立てて動いているのが、外からも聞こえます。

 

中には6台ほどの織機が置いてあり、私が行ったときには、二人の職人さんが2台ずつについて見ていました。

 

音が出るので、再生時はご注意ください注意

 

高さのある大きな機械です。

どの織物の織元に伺っても同様ですが、こういう業界は新しい機械が次々出たりするわけではないので、古い機械の部品をとっておいて修理に使ったりするなど、メンテナンスしながら長く使って行く必要があるそうです。

手前の青い箱状のものは、フロッピーを読み込む機械。

かつてはどのパソコンにもついていたフロッピーディスクですが、今はもう作られていないですから、その辺りも大変です。

 

家電とかパソコンだと、どんどん新しくて良いものが出てくるのが当たり前ですけどね。下りエスカレーターを全力で上がらないと落ちて行く業界に自分が関わっていることを、こういうところで実感します。

 

織る時には裏が出ているので、下にある鏡を見ながら柄を確認し、織っていきます。

梅の柄の帯ですね紅梅

 

こちらでは鱗柄の帯を織っていました。

 

左右にシャトルがすごい早さで動いています。

西陣織は、経糸は黒または白のみ。緯糸で色を使います。

その緯糸を入れて行くのが、この動作です。

 

ちなみにシャトル(杼)の中の毛は、猫の毛だそうびっくり

 

リズミカルに動いている様子を見ているのは、なんだかとても綺麗で楽しかったですニコニコ

 

その2では、順番が前後しますが織る前の工程をご紹介します!

 

 

梅屋×新之助上布商品を出品します!本日から!

 

いよいよ今週末まで!大塚呉服店 京都にて梅屋POPUP!

会期:3月11日(土)~3月26日(日)
営業時間:11:00~19:00
場所:大塚呉服店 京都 2Fギャラリースペース

 

半幅帯特集♪西陣織リバーシブル半幅帯、お好きな組み合わせでオーダーできます。

会期:2017年4月5日(水)~11日(火)
時間:12:00~19:00 
場所:梅屋アトリエ(二子玉川駅徒歩5分)
東京都世田谷区玉川3-28-2ハイツリバーサイド101

駅からの詳しい道順はこちらをごらんください。

4/9(日)「半幅帯克服レッスン」受講者募集中!→こちら

 

 

4/28(金)-30(日)@目白の古民家ギャラリーゆうどにて!今年も開催

 


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