居敷当て、広襟オプションのメリット・デメリット | ほぼ日刊?着物新聞

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ネットショップ「モダン着物小物 梅屋」umeyakimono.com の店主 梅まりの日記。
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梅屋の伊勢木綿のお仕立てでは、居敷当てなし・バチ襟を標準とし、居敷当てあり・広襟はそれぞれオプションとしてご注文いただけるようにしています。

そこでよく聞かれるのは、どうしたら良いですか?ということ。
なので、私が思うメリット・デメリットをまとめてみました。

居敷当て
梅屋では、内揚げから下の後ろ身頃を覆う、ポリエステルの大居敷当てを付けています。

付けた方が、着倒してもお尻辺りの布が出にくく、背縫いが割れにくくなります。
お仕事などで立ったり座ったりよく動く方、座りっぱなしで着ることが多い方、ガンガン着て洗う方などは、付けた方が長持ちするし安心。
(ヒップが張っているので付けた方が安心だわ、とおっしゃる方も多いです。)
ですがその一方で、腰回りやおはしょりの辺りがちょっともっさりした着心地になるように思います。

また、冬の寒い時期に着るときは、一枚ある分暖か。
逆に、春・秋には、この一枚が暑いのよ~~!!と思うことも・・・

なお、伊勢木綿には透け感はほぼないので、透けを気にして付ける必要は特にないかと思います(白い反物以外)



広襟
バストの大きな方は、広襟にした方が深く覆えるため、着崩れしにくいと言われています。(←これは自分で確かめられないので、一般論で
逆に、胸元が薄い華奢な方が広襟にすると、胸元がふっくらし、綺麗な着姿になります。
その中間の方は、お好みで。。。

広襟の方が着物らしいきちんとした感じになるのが好き、という方もいらっしゃれば、木綿は浴衣みたくカジュアルにバチ襟が良いわ!という方もいらっしゃいます。
また、バチ襟だと襟を折る一手間省けるので、着付けがちょっとラクってこともあります。



私は何枚か持っている伊勢木綿などの着物、居敷当てあり・なし、バチ襟・広襟、それぞれいろいろ試したところ、なんにしろメリットデメリットあるなぁと思っています。
あとこれ、素材によっても変わります。また、お店によってオススメポイントが違えば、また違うふうに言われることもあるでしょう。
ほかにもあるかもしれませんね。引き続き探求してみます。



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