【 色無地用帯 】 5 ≪ 波変り菱文 ≫ | umegakiorimono ときどき日記

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京都西陣の織元梅垣織物が ≪ 作り手の気持ちを伝える為に “ 西陣織帯地 ”や“ 西陣の事 ”
そして “ 美味しいお店やちょっとした出来事 ” ≫ を紹介させて頂く日記です。
 
『 和装や京都に興味のある方は、是非ご覧ください 』


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今回紹介させて頂きます帯は、三十六歌仙の “ 料紙 ” にみられる “ 波や割り付け ” の有職文を “ 菱取 ” にデザインしました。
    
土台となる生地は通常の “ 錦地 ” ですが、波地は “ 三色以上の濃淡 ” を付けることで、引箔に負けない “ 立体感 ” を出しています。
また、菱の中の有職文も “ 細かな地文 ” を加えることで、 “ 柔らかさ ” を出しています。           


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                           ≪ 波変り菱文 ≫


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       この帯は、三大組織の中でも一番多く用いられている 【 錦 】の技法を使っています。


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       この菱取のデザインは昭和初期の木版 「 割り付け百趣 」 を参考にしています。


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幾何学的な割り付け文様を “ 波地文 ” とともに “ 柔らかさを持たせる ” ことで、“ 格調を残しつつ優しさ ” を出しています。 「 かたやわらかい 」 図案になっています。


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                     ( 付け下げにも合せて頂けます。 )


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