umegakiorimono ときどき日記

京都西陣の織元梅垣織物が ≪ 作り手の気持ちを伝える為に “ 西陣織帯地 ”や“ 西陣の事 ”
そして “ 美味しいお店やちょっとした出来事 ” ≫ を紹介させて頂く日記です。
 
『 和装や京都に興味のある方は、是非ご覧ください 』


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いつも “ ときどき日記 ” をご覧くださりありがとうございます。

今回紹介させて頂きます帯は 【 Karaori Nouveau 】 ~ 新しい唐織 ~ です。
( 説明が重複しますが、お許し下さい )

『 唐織 』 とは、本来中国から渡来した織物やそれを真似て日本で織った織物の
事ですが、一般には能衣装に用いられる花鳥や花菱などの模様を表した “ 刺繍 ”
のように見える織物の事です。

『 唐織 』 の特徴は生地の組織密度を高くし、柄を表現する緯糸( よこいと )を
経糸( たていと )で綴じないでボリューム感を出す事です。
しかし、その特徴である組織故に、緯糸 ( よこいと ) の「 けばだち 」 や
「 糸浮き 」 ができ易いのが欠点です。

弊社の帯は唐織ではありませんが、従来の 『 唐織 』 の立体的な表現力を保ちつつ
意匠的には近世西洋の装飾デザインを参考にして “ 日本の伝統 ” に ” 西洋の風 ”
を取り入れた新しい感覚の帯です。

   

              ≪ 西洋蔓草文 ≫ せいようつるくさもん

              
   
          

   モダンなデザインの中にも基本を押さえた“ 梅垣らしい帯 ”で、良質の絹糸と
   極細の箔を使用し、織物のボリューム感を強調した新しい感覚の帯です
           
           

   
   
   

                         【 図録 】

           

            詳しくは → ときどき日記 ≪ KATAGAMI Style ≫
                     こばなし 《 アールヌーボーのネタ 》
           
                  

      “ 大胆 ” なものから “ シンプル ” なものまで製織していますので
       若い方からご年配の方にもお締め頂ける帯になっています

    

“ 絹 ” 本来の光沢が、カジュアルの中にも “ 品のある帯 ” に仕上がっています

色違いをご覧くださる場合は、右をクリックして下さい ≪ 西洋蔓草文 ≫ ( ブルー )
                          ≪ 西洋蔓草文 ≫ ( 黄緑 )
                          ≪ 西洋蔓草文 ≫ ( 黒地紫 ) 

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。


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今回紹介させて頂きます帯は、現代工芸の金工象嵌よりヒントを得て考案しました。

生地は名物裂の中でも、糸目の紗の軽やかさに気品ある明るさが加わった拡張高い
上代紗をイメージして、現代の西陣織の技術を駆使し考案したものです。      

   

              ≪ 象嵌曲線文 ≫ ぞうがんきょくせんもん

   

  この帯は弊社独自の < 上代紗 > ( じょうだいしゃ )という技法を用いています

           

   

   『 名物裂 』 とは、安土桃山時代茶の湯発達に伴い、書画・茶器の名物( 茶道具 )
   といわれるものに付随して珍重された染織品の種類として、金襴・銀襴をはじめ
   緞子・ビロード等数多くあり、総数は400以上と言われいています。
   これらの 『 名物裂 』 は、我国の染織工芸に大きな影響を及ぼしたと言われ
   名物( 茶道具 )を包む布地として発展しました。

           

   

 その 『 名物裂 』 の中にある 『 上代紗 』 といわれる “ 糸目 ” の紗の軽やかさに
 気品のある明るさが加わった格調高い 『 名物裂 』 をイメージし、それに近づけるよう
 畦を変形させながら西陣織の技術を駆使し帯地として表現したものです。

           

           この帯は 【 色無地 】 等のお着物に合せて頂けます

   

色違いをご覧頂く場合は、右をクリックして下さい。 ≪ 象嵌曲線文 ≫ ( 白地 )

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今回は九寸帯 ( 名古屋帯 )を紹介させて頂きます。

今回紹介させて頂きます柄は、安土桃山から江戸初期の慶長小袖より取材しました。
“ 鹿の子、縫い箔、摺り箔 ” といった慶長小袖の特長を “ 貝合せ ” に取り方し
格を持たせることで、九寸帯ですが色無地など幅広いお着物に合せて頂けます。

   

              ≪ 貝合小袖文 ≫ かいあわせこそでもん

   

   

“ 九寸帯 ”( 名古屋帯 ) について簡単にご説明させて頂きます。
( 説明が重複しますが、お許し下さい )

大正時代に名古屋女学校の創設者が普段着に締められていた帯で、仕立て方の一風
変わった帯が商品化され普及して、この名前( 名古屋帯 )で呼ばれるようになったそうです。

『 名古屋帯 』 には “ 織リ名古屋帯 ” と “ 染め名古屋帯 ” があります。
“ 織り名古屋帯 ” は、糸を先に染め色糸にして柄を織り上げます。
一方、染め名古屋帯は布に織ってから後で文様を染めた帯です。
弊社の九寸帯は “ 織り名古屋帯 ”です。

名古屋帯は、お太鼓結びにしたとき、二重太鼓に結べる袋帯と違って、一重太鼓になる
長さになりますので、袋帯よりはカジュアルな帯になります。
寸法は仕立前の帯幅が九寸 ( 約34cm ) で、仕立前の長さは、一丈二尺二寸
( 約4m63cm ) が標準になっています。
芯を入れて仕立てるため、帯幅を広くしたい時には好みの寸法にできるのも特徴です。

           

この “ 九寸帯 ” の最大の特徴は生地にあります。 
< 釉彩錦 > とうい弊社独自の技法を使用しています。 
< 釉彩錦 > とは、陶磁器のもつ深みある釉調を織物で表現したものです。

【 釉 】とは、素焼の陶磁器にかけて装飾と水分の吸収を防ぐ為に用いる一種のガラス質の
もので、平安期以降の陶磁器に用いられていたものです。
室町・江戸時代を通し釉(うわぐすり)の発展が、陶磁器の進化であったと言われています。

   

このような地組織を表現する為に、圣糸緯糸を通常の綾組織に組まずランダムに組織する事と
緯糸の太細や微妙な濃淡によりにより、通常の織物では表現できない素地を造り出しました。
又、通常の錦組織を組み替えて複雑に変化させている為に、非常に複元力がすぐれいる事も
この素地の特徴です。

   

上の写真は 【 別腹文 】 下を半分程隠して頂いたら、それがお腹の場所にくるイメージです

   

                         【 参考本 】

           

           

    弊社九寸帯 ” の場合、金銀の糸や箔糸を使用している為【 付け下げ 】 や
    【 色無地 】 などセミフォーマルにも合わせて頂けます。

   

色違いをご覧頂く場合は、右をクリックして下さい。 ≪ 貝合小袖文 ≫ ( グリーン地 )
色違いをご覧頂く場合は、右をクリックして下さい。 ≪ 貝合小袖文 ≫ ( 水色地 )
色違いをご覧頂く場合は、右をクリックして下さい。 ≪ 貝合小袖文 ≫ ( 白地 )

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。


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今回紹介させて頂きます帯は、四世紀から十世紀頃までのエジプトにおける
“ 染織品のコプト裂 ” をモチーフにしています。

文様としては、人物、円文、幾何などを素朴様式でまとめた独特のデザインで
世界の古代染織において、その様式は傑出していると言われています。

   

               ≪ コプト裂丸文 ≫ こぷときれまるもん

           

「 コプト裂 」 は帯地のデザインとしては古くから用いられていますが “ 光沢の
ない洒落物 ” として製作されることが一般的でした。

弊社の 「 コプト裂段文 」 は洒落た中にも品格を持たす為に、土台となる生地に
「 引箔 」 を用いており “ 微かな光沢 ” を持たせ、セミフォーマルにも対応させています。

   

【 生地 】 は、名物裂の中でも、糸目の紗の軽やかさに気品ある明るさが加わった
格調高い “ 上代紗 ” をイメージして、弊社が現代の西陣織の技術を駆使し、帯地
として表現したものです。

“ 名物裂 ” とは、安土桃山時代、茶の湯の発達に伴い書画、茶器の名物といわれる
ものに付随して制作された “ 表装裂や袋裂 ” をいいます。

           

   

古くは足利義満時代で、最も新しいものでも江戸中期のものといわれる金襴、銀襴、緞子
などに代表される “ 名物裂 ” は、我が国の染織工芸に大きな影響を及ぼしたものです。

   

上の写真は 【 別腹文 】 下を半分程隠して頂いたら、それがお腹の場所にくるイメージです

   

                        【 参考本 】

           

           

              【 色無地 】【 小紋 】にも合わせて頂けます

   

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。


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今回紹介させて頂きます帯は、江戸時代中期に京都のやきもの界に一大革命を
起こした乾山焼で、琳派の大成者尾形光琳の実弟尾形乾山が興したやきものを題材に
その作品の中の「 染付白彩流水文鉢 」をモチーフとして「 琳派巻波文 」を製作しました。

   

               ≪ 琳派巻波文 ≫ りんぱまきなみもん

   

この「 琳派巻波文 」の最大の特徴は、当社独自の「 釉彩錦 」という技法によって
織り上げている事です。釉彩錦は、陶磁器のもつ深みある釉調を織物で表現したものです。

           

   

釉とは、素焼の陶磁器にかけて、装飾と水分の吸収を防ぐ為に用いる一種のガラス質の
ものです。平安期以降の陶磁器に用いられ、室町・江戸時代を通し、釉(うわぐすり)の
発展が陶磁器の進化であったと言われています。

           

通常の錦組織を組み替えて、経糸( 縦糸 )と緯糸( 横糸 )をランダムに組織する事
また経糸を四色、緯糸を二色用いる事で通常の織物では表現できない素地を造り出しました。

普通、経糸( たて糸 )は一色で構成され、緯糸( よこ糸 )の色で柄を織り上げていきます。
その為、経糸( たて糸 )に四色も入れるという事は、その色数分の整経や染めの作業が
増える事になります。その為、手間もコストも余分にかかってしまいます。

   

しかし、陶磁器を織物に表現する為に、このような素地づくりにも拘っています。
又、錦組織を複雑に変化させる事により、非常に複元力に優れた素地になっています。

   

               ( 画像でお伝えできないのが残念です )

   

                        【 参考本 】

           

           

                【 付け下げ 】にも合せて頂けます

   

難しい説明になってしまいすみません。“ 帯の写真 ”だけでもお楽しみ頂けたら嬉しいです

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。


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