【 九寸帯(名古屋帯) 】 4 | umegakiorimono ときどき日記

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京都西陣の織元梅垣織物が ≪ 作り手の気持ちを伝える為に “ 西陣織帯地 ”や“ 西陣の事 ”
そして “ 美味しいお店やちょっとした出来事 ” ≫ を紹介させて頂く日記です。
 
『 和装や京都に興味のある方は、是非ご覧ください 』


梅垣織物【 九寸帯(名古屋帯) 】の柄を紹介させて頂きます。
( こちらも前回のサイトでご覧頂いていました皆様には、説明が重複致しますがお許し下さい )

梅垣は基本袋帯が専門ですが、九寸帯もほんの少し製織しています。


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                          ≪ 松皮小袖文 ≫


まずは “ 九寸帯 ”( 名古屋帯 ) について簡単にご説明iさせて致きます。

大正時代に名古屋女学校の創設者が普段着に締められていた帯で、仕立て方の一風変わった帯が商品化され普及して、この名前 ( 名古屋帯 ) で呼ばれるようになったそうです。

『 名古屋帯 』 には “ 織リ名古屋帯 ” と “ 染め名古屋帯 ” があります。“ 織り名古屋帯 ” は糸を先に染め色糸にして柄を織り上げます。一方、染め名古屋帯は布に織ってから後で文様を染めた帯です。弊社の九寸帯は “ 織り名古屋帯 ”です。

名古屋帯は、お太鼓結びにしたとき、二重太鼓に結べる袋帯と違って、一重太鼓になる長さになりますので、袋帯よりはカジュアルな帯になります。寸法は仕立前の帯幅が九寸 ( 約34cm ) で、仕立前の長さは一丈二尺二寸 ( 約4m63cm ) が標準になっています。芯を入れて仕立てるため、帯幅を広くしたい時には好みの寸法にできるのも特徴です。


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帯び合わせの着物としては、弊社の “ 九寸帯 ” の場合は金銀の糸や箔を使っていますので、付け下げや色無地などの、セミフォーマルにも合わせて頂けます。


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弊社の “ 九寸帯 ” の最大の特徴は生地にあります。 綾織の組織をあえて崩し、陰影を持たせる事で抑揚をつけ、かつ、しわになりにくい生地となっております。


お付き合い頂き有難うございました。


過去の日記は【 和装小物・バック umegakiorimono オンラインショップ 】をご覧頂けると有り難いです。
http://umegakiorimono-online.jp/hpgen/HPB/categories/7431.html


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京都西陣 ㈱梅垣織物ホームページ http://www.umegakiorimono.co.jp/


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