やあ
マリオだぜ!


篠田麻里夫の推理ゲームセレクション⑥





ファミコン探偵倶楽部 失われた後継者

数ある推理ゲームの中で金字塔を打ち立てた作品の一つと言える名作中の名作

最初はライトな印象を受けた本作だが実際の内容は結構ドロドロしてて怖いです
そういう意味では金田一少年に通じる所があるかも

内容は犬神家ちっくな後継者争いで発生する連続殺人事件物なのだが、加えてオカルト的な雰囲気を漂わせるストーリー展開はなかなかに怖いです

しかしながらシナリオが秀逸なので、正に読ませるストーリーである
これまで多くの推理ゲームをプレイしてきたが、ゲームを進めながら、これほど先の展開が気になる作品は本シリーズとクロス探偵位かな


更に真犯人が本性を現す描写は本作、次作共に特筆しておきたい

ファミコンより更に後のPS世代からしたら、和風ホラー的なAVGといえばトワイライトシンドロームあたりがよく挙げられる様だが、怖さという点ではひょっとしたら本作の方が上かもしれない

特に次作となる『うしろに立つ少女』に至っては(後日紹介します)部屋で一人プレイするのが一番怖いゲームとして多くのゲーマーが挙げる程である
私的にはサイレントヒルだけどねw


ファミ探はゲームボーイアドバンスに移植されたのでDSでも遊べますが、個人的には部屋のTVでプレイして欲しい
死体現場で流れるBGMの不気味さも手伝ってファミコンながら、まるで自分が現場に居合わせてる様な臨場感をいきらか味わえると思いますよw

ではでは~♪