『うち、やっぱりあんたのこと好きや!』梅田・どんたく、キャベツが主役なチャンポン | ねごろぐ~うまいもん王子の毎日美味しいブログ

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その味を初めて知ったのは、今から30年前。
新人研修を受けていたときの昼飯時、担当の先輩社員に「チャンポン食いに行こか」と連れて行ってもらいました。
まだまだ世間知らず(うまいもん知らず)の若僧だったこともあるのでしょうが、
「大阪にはこんなうまいラーメン(実際にはチャンポンですけど)があるのか」と感動したらことを覚えています。
私、もちろん大阪の泉州で生まれ育っているんですよ。
でも、大阪市内の難波(ミナミ)や梅田(キタ)には、地元には無い都会的な文化や社会があり、そうしたエリアを憧憬の意を込めて『大阪』と呼んでいたんです。
今でも、難波や梅田に出掛けることを『大阪に行く』といい、地元とは違う都会的な雰囲気に触れに行く『特別なお出かけ』意識を持つ人が地元には多いですよ。

そんな梅田で初めて食べた旨いチャンポンは、駅前第2ビル地下二階の居酒屋どんたくのお昼限定メニューの『チャンポン』。
当時は、600円か650円だった気がします。
今は800円。

ちなみに去年の夏に食べたときは750円でした。
その際の食レポはこちら→『梅田でちゃんぼんなら、ここ』
http://s.ameblo.jp/umaiosaka/entry-11840262739.html?device_id=dbc3d2e9b09346079d95c1eb405ec86a

会社が西梅田にあった頃は本当によく食べに行きました。
12時台は常に満席なので、早めにランチに行けるときや逆に13時を過ぎてからのランチのファーストチョイスは、ここどんたくのチャンポンでしたね。

この日は、13時に梅田でアポイントがあったので、早めに会社を出て、どんたくに着いたのは11時50分過ぎ。
それでもカウンター席だけの店内は、7割以上が埋まっています。
空いてる席に腰を下ろせば、注文をする必用はありません。
メニューはチャンポンとおにぎりだけ。
おにぎりが食べたい場合のみ『おにぎり一つ』と注文してください。
時々、店員さんの方から『おにぎりは大丈夫ですか?』とか聞いてくれるときもあります。

思い起こせば、20代の頃は、おにぎりも一緒に食べてたなぁ。
でも、今はほぼ食べるときはチャンポン単品です。
なぜなら、このボリュームだから。



キャベツを筆頭にニンジン、タコ、かまぼこ、揚げかまぼこと具材がタップリなんです。
とくにキャベツ。



こんなのがドドンと入っています。

どんたくのちゃんぽんの調理過程はザッとこんな感じ。
チャンポンのスープが入った大きな中華鍋で太麺(所謂ちゃんぽん用の麺ですね)を湯がきます。
湯がけた麺を丼に。
こんどは同じ中華鍋にキャベツなど具材を入れてひと煮立ち。
際沸騰したら、中のキャベツを取り出し丼の麺の上にこんもりとトッピングし、スープ、最後に小さな具材をいれて出来上がり。

もちろん麺は普通に一玉入っているんですが、むしろ主役はキャベツなんです!
ザッと湯がいた程度なので、麺料理に入っている野菜としては固めの食感。
でも、それがキャベツをモリモリ食べている気にさせてくれて、
健康診断などで普段の野菜不足を指摘されているビジネスマン達にうけているのかも。



もちろんキャベツ以外の具材もこの通り。



スープは塩味の魚介系スープ。
間違いなく、塩胡椒がかなりの量、使われてますね。
こだわりのスープって感じの味じゃなく、ただただ『好きな味』『旨い』って思える初めて食べたときから変わらぬ味です。



太めの中華麺は、短めの茹で時間が功を奏してコシが残っています。
必然的に他のラーメンのようにズズッとすするのではなく、少し噛むように食べることに。
そのお陰で食べ応えが増しているのも、30年以上にわたって、梅田のビジネスマンに人気のランチメニューであり続けている秘密なのかもしれませんね。

どんたく
 大阪市北区梅田1-2-2 駅前第2ビル 地下2階
 Tel.06-6344-2736
 ランチタイム営業
 [月-土]10:30~14:00
 ※土曜日は夜営業無し。
 ※本文にも書きましたが、チャンポンはお昼のみのメニューです。

どんたく居酒屋 / 北新地駅西梅田駅東梅田駅
昼総合点★★★☆☆ 3.9