紫苑S&セントウルSのGIトライアル回顧! | 必勝!岡井塾ブログ

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GI的中に向けて今週のトライアル重賞を振り返り、GIの狙い馬をチェックして参りましょう!

 
まず土曜に行われた紫苑Sの秋華賞権利を獲得した3頭を見て参りましょう!

 

▼パッシングスルー(2番人気1着) 

大外枠から終始外々を回って勝ったことは評価できますし、走破時計の1分58秒3も優秀。メンバーレベルと仕上がりが良さで勝利した点で主役候補とまでは呼べませんが、春のクラシック馬不在の秋華賞なら圏内の1頭でしょう。

 

▼フェアリーポルカ(6番人気2着) 

内々をロスなく立ち回り、勝ち馬とクビの上げ下げの差で2着。プラス16キロで余裕残しだったことを考えると、勝ち馬とは同等の評価に値して、成長力を加味すれば本番でも押さえておきたい1頭です。

 

▼カレンブーケドール(1番人気3着) 

スタートでトモを滑らせて、道中は力んで走っていた分、終いが甘くなり3着。人気を裏切る結果となりましたが、春のウッド主体の調教と違い、美浦のウッド改修工事の影響もあり、坂路中心のあくまでトライアル仕様の仕上げ。次の向けての上積みは大きそうでここの結果を悲観する必要はなく、オークスの内容を省みれば、再びマークが薄くなる本番は不気味な存在と言えるのでは。

 

 

続いてスプリンターズSの前哨戦・セントウルS

 

▼タワーオブロンドン(1番人気1着) 

今回もスタートはそれほど速くありませんでしたが、道中の追走はスムーズ。直線で外に出すと、楽に後続を突き放してレコード勝ち。この馬の強さだけが際立つレースでしたが、得意の広い阪神コースで中1週とあくまでサマーシリーズ制覇を狙って勝つ仕上げを施しての結果。このあとスプリンターズSに向かったとしても、強行ローテで小回りの中山では状態次第で危険な人気馬となるかも…。

 

▼ファンタジスト(7番人気2着) 

和田騎手が前半から気合いをつけて、好位につけ、勝ち馬に離されたものの、2着と粘って変わり身を見せました。ただ、ひと叩きの上積みでの好走でここから更に大幅な上昇は疑問符がつきます。本番では展開や枠など色々噛み合わないと厳しそうです。

 

▼イベリス(7番人気2着) 

久々の1200mでしかも控える競馬ながら、直線は渋太く伸びて3着。休み明けで古馬初対戦を踏まえても収穫の多いレース内容でした。重賞5勝のスプリンター・ベルカントの妹だけに、本番でも注意したい1頭です。

 

▼ミスターメロディ(2番人気8着) 

好位の直後で手応え良く直線に向いたように思えましたが、追い出すとフラフラして伸びず、着外の結果に。58キロで前哨戦はビッシリ仕上げない藤原英厩舎の管理馬ということを踏まえても、やはり勝ち鞍のない右回りに大きく不安を残す結果でした。春秋スプリントGI制覇は黄信号といえそうです。


以上がレース回顧となります!
今後のGI的中に備えてぜひとも覚えておいてくださいね!

 

 

 

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