【言うべきことは】 「高速道路無料化」についてのJR各社の共同コメント発表 | うきゃらぴのマル鉄メモ(アメブロ分室)

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 ★大切なのはやめない事とあきらめない事★

予定では本日は朝から外出予定でしたが、日頃の疲れが溜まっていたのか

寝直してしまったために、タイミングを逸して、まだ家に居ります。

午後から、軽く近所をめぐるようにしようかなと思案中です。


久々にアキバとか神保町を巡ろうかな。(実は明日も非番でお休みです。)

さて、本題に。


「高速道路無料化」という民主党の看板政策について、その影響を受ける側である
JR各社が共同で、コメントを発表しました。


環境面もそうですが、他の交通機関を経営する企業への「高速道路無料化」政策の影響については、
当事者としてもっと言ってもいいと思います>JR各社

このブログの記事では、JRについてではなく、どちらかというとこれからの運輸系政策絡みの話になりますが、
「高速道路無料化」がマニュフェストに書いてある与党の看板政策の一つとは言え、
政権政党(与党)になる前と与党になってからでは、政策実施に対する責任は違ってくる訳でして。
机上計算の経済効果だけではなく、実施するための現実とのすり合わせが必要になってきます。

単なる選挙前の看板政策の維持には拘らず、高速無料化政策の「現実」へのマッチングや、
この政策を実施する事での各レベル(一般利用者のみならず、運輸関係企業や公共セクターの財政面等多岐にわたるはず)でのメリット・デメリットをさらにもっと開示してもらいたいなと考えます。

少なくても、高速道無料化で旅客貨物の転移渋滞などの影響を受ける陸上交通・運輸関係企業への経済的配慮をどうするか、またモーダルシフトなどの従来の政策とのマッチングをどうはかるか
そしてCO2の排出量カット数値を世界に公約したのならば、
排出量では大所を占める自動車交通の環境対策の強化などを含めて、
この政策の実施について、何をどう進めて変えていくのかについてのロードマップを作って
提示した上での議論になってくると思います。

郵政民営化の時の様な、煽られて熱狂した一方的な「民の声」に迎合した政策では、
後々今回の様なゆり戻しが来るのは避けられないのは判りきったことですし。
(今回の「政権交代」はそのゆり戻しの波に乗っかって実現しただけのものだという認識はあります。
しばらくは政権が変わる度に振り子が戻って揺れる様に、政策も揺れるのでしょうか。)

特に民営化したはずの高速道路の「利用料金という対価」無しでの維持運営を何処から費用を捻出して、
どう賄うのかはもっと深く知りたいものです。
(ここら辺は道路特定財源の話も含むのかは判断つきかねますが。)

いずれにしても安易な「無料化」実施は別の負担を増す可能性もあるので、
しっかりと関係する情報の開示を進めて、また政府側だけでなく、
運輸・交通事業者を含む関係者・自治体レベルでもっと意見を発信して、
更に納得の行く議論を深めて欲しいものです。

同時に交通行政や運輸業界の実態などについて、広く興味を持ってもらう良い機会だとも考えています。