国鉄時代~JR貨物・初期の頃にかけて、数多く運転されていた「物資別」専用貨物列車も
組成上(列車の車輌編成上)、その足がかなり遅い事もあり
置き換えられるものは高速での列車設定が可能なコンテナに集約されて、高速化される傾向にある。
そんな中でも、石油などの液体燃料系の大量輸送が必要とされるために設定される
タンカートレインは、高速対応のタキ1000形をメインに使用し、今も取扱い拠点を集約しつつ残されている。
そんな列車が見られる場所のひとつに、根岸線(京浜東北線といったほうが判り易い?)の根岸駅があります。
●タキ1000形
対応する最高速度は、それ以前の75km/hから、95km/hにアップされている。
コンテナ以外の貨車/貨物列車が見られるのは、
このように大量輸送需要が見込まれて幹線系に高速対応車輌が投入されるものか
在来車輌でもよほどの輸送数量が確保される物資別貨物(三岐~四日市港間のセメント輸送とか)位か
特殊なもののみになってしまいつつあります。
それに適合しなかったセメント関連の専用列車などはここ数年のダイヤ改正でかなり淘汰されました。