Q&A 歌に関する質問にお答えします405( 赤西仁のように歌いたい ) | カラオケ大好き!

Q&A 歌に関する質問にお答えします405( 赤西仁のように歌いたい )


Q.赤西仁のように高い声で声量もあり、
 音域も広くなるには
 どうしたらいいでしょうか?

 音程の低いところでもハッキリ歌えないので、
 僕の今の音域は本当に狭いです。



A.赤西仁の歌い方を聞いていて、
 改めて感じるのは腹式発声の大切さです。

 ささやくような声から透き通るような高音まで、
 しっかり下半身で支えた腹式発声ができているので、
 思うように歌を表現できているのです。

 そこで質問者さんには、
 まず腹式発声を意識した練習を
 徹底することをお勧めします。

 腹式発声とは腹式呼吸の呼気に声をのせたものです。

 腹式呼吸とは肺を下方向に拡げて
 空気を取り込む呼吸法です。

 肺の下に付いている横隔膜という
 お椀形の筋肉が下がることで肺が広がります。

 そのとき行き場を失ったお腹周りの肉が
 周囲に出っ張ります。

 今度はそのお腹周りの筋肉で
 横隔膜を絞り上げるように押し上げて
 肺から空気を押し出します。

 ガソリンエンジンのピストンのように
 横隔膜が上下することで、
 深くてパワフルな呼気を発声することができます。

 因みにラジオ体操の深呼吸は
 両腕両肩を大きく上げて肺を上、横、前に
 拡げることで空気を取り込むので
 胸式呼吸とも言います。

 下半身で支え息をコントロールできる腹式が
 歌に有利なのは言うまでもありません。


 さて、腹式呼吸を簡単に体感する方法があります。

 椅子に腰かけて座版を両手で掴み
 深呼吸してみてください。

 お腹が出たり引っ込んだりするはずです。

 両肩が固定されるので
 肺が下に拡がるしかなくなるんですね。

 この感覚を普通に立っていて
 できるようになればいいわけです。

 腹式発声は裏声(ファルセット)や
 ロングトーンなどの練習でも鍛えることができます。

 また、夜中に家の中でもできる
 ヒソヒソ歌唱もお勧めです。

 文字通りヒソヒソ歌うわけですが、
 声帯を使わず口と息の摩擦音だけで歌うので
 大量に息を消費します。

 したがって腹式も鍛えられるわけです。

 ただし、酸欠には気をつけてください。

 赤西仁は、ささやくように歌うところでも
 出し惜しみせずに深い発声をしているのが分かります。

 息をたくさん通しているんですよね。

 彼の歌い方を意識的に
 真似てみるのも良いと思います。


 地声で高音なら、
 少し鼻にかけて歌うと出しやすくなります。
                 

 声量は腹式を鍛えると増します。

 低い音のときも腹式でしっかり発声できれば、
 ある程度解決します。

 腹式と喉の開きを整えるウォーミングアップとして
 リップロールもお勧めです。

 リップロール2
 http://www.youtube.com/watch?v=I273WWZYp2c



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