早いもので、8月から始めた活け込みの仕事が
もうすでに5回。
この5回をやり遂げるために、パートナーと
デザインや花材の選定の打ち合わせに、
毎回かなりの時間を割いています。
この回はヘリコニアを使ってトロピカルに。
ヤシとモルセラを自然な感じで足元に配し、
束ねたスチールグラスの曲線を追加しました。
これは最新のもの。
使用花材はアガヴェとひまわり、スチールグラス。
サイザルをアガヴェに巻きつけてみたところ、
炎が燃え立つ様な雰囲気になりました。
ここの活け込みで難しいのは、裏表両方共に
形を作らないと活けない所です。
視覚的なおもしろさを出す為に、
花器も横一列ではなく前後差を付けてあります。
このレストランに入ってきたお客さんは
まず左前方にあるこのアレンジ(裏)が目に入り、
出て行く際には再び表面を目にすることになります。
「花のアレンジを見たくてここを訪れたよ」
そういうお客さんが一人でも増えますように・・・。