【オーストリア紀行15】やっぱりヴォルフガング湖の町が好き…という結論へ | まるこブログ

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昨日のハルシュタット往復で、よほど疲れたらしく、いつも早起きのジジババ御一行が、なかなか朝食に降りてこない。


今日は、ゆっくり保養すべきだ…と、あらためて思った。


やっと起きてきたババ様に、今日1日どうしたいか聞いてみると、「ザンクト・ヴォルフガング(St.Wolfgang)にもう一度行って、ゆっくり過ごしたい」…とのこと。

他の一行に聞いても、口々に「ザンクト・ヴォルフガング」と言い、ピンポイントで「白馬亭で もう一度ご飯が食べたい」というリクエストまであり。


わかりました!!


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↑ ということで、船に乗り、対岸の町 ザンクト・ヴォルフガングに到着だ♪



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まず、ババ様たちは、お買い物がしたいのだ。


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その点、ザンクト・ヴォルフガングには、可愛くて垢抜けた店が多い。

一口に土産物屋と言っても、ここのは他とちょっと違う。

ハルシュタットにしても、デュルンシュタインにしても、人気の観光地に「可愛い土産物」は並んではいた。

が、どうもダサいというか、「いかにも土産物」な安っぽさは否めなくて、あまり購買欲が湧かなかったのだ…

でも、ザンクト・ヴォルフガングには、思わず買いたくなってしまうセンスの良さがあるのだ。


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↑ ちなみに、この牛皮でできた「ハエ叩き」、なぜか御一行に大人気(笑)


オーストリアのレストランで「蝿を見ない日は1日も無い!」と、まさかそこで使う気はないだろうが、「蝿の思い出に」と、ジジ様お買い上げだ♪


確かにオーストリアでは、どんな高級な店で食事をしようが、なぜか必ず蝿が飛んでる。

某ケーキ店では、ショーケースの中に蝿と蜂が居座っていて、ドン引きしたことも…


こういうのが気にならないのが不思議でならないけれど、ま、そういう国民性なのだ。




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買い物の後は、湖畔の小道を散歩。


昨日のハルシュタット湖は、湖面が暗い色をしていたけれど、ヴォルフガング湖は明るいブルーだ。



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↑ 教会のテラスから。


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↑ 湖の船上から、その教会を見ると、こんな感じ。


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↑ 湖から教会を見ても、テラスから湖を見ても、どちらも本当に美しい。




散歩道には、いつでも腰掛けて休めるベンチも多く、お年寄りに優しい町だと感じる。

保養地としての歴史があり、それだけ熟成したホスピタリティなんだろう。



…というわけで、ジジババ御一行の大好きな「白馬亭」のカフェテラスへ、再度の訪問だ。


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↑ 昨日ハルシュタットでも食べた「イワナ」を、こちらでも。

昨日のも美味しかったけれど、さすがは白馬亭というか、段違いに完璧な一皿だった。

イワナの新鮮さといい、焼き加減といい、全然違う。


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↑ ずっとこれが気になっていたジジババ達。

ザルツブルガーノッケルンだ♪



メレンゲを泡立てて焼いたお菓子で、この辺りの名物なのだ。


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↑ めちゃめちゃキュートなウェイトレスさんが、取り分けてくれる。

彼女もだけど、白馬亭の給仕スタッフは、全員が物凄く感じ良くて気が利いている。

こういうところも、なにかと気難しくて、ちょっと気に入らないとブツブツ文句を言いはじめるジジババ御一行には高評価なのだ。


…しかし、ザルツブルガーノッケルンは、「甘いよ」と警告はしておいたけれど、予想以上の甘さだったようで、「もう2度といい」とのこと(笑)




お買い物もしたし、大好きな白馬亭には2回も来たし、かなり満足したところで、船着場へ。


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↑ ザンクト・ヴォルフガングの船着場。


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「また来れたらいいね」と言いながら、この町に別れを告げた。

「こんどは白馬亭に泊まりたいわぁ」と、ババ様。

うんうん、ほんとにそうだね!





明日は、ウィーンに戻ります。