【オーストリア紀行05】ほぼ全ての店が閉まる日曜日 | まるこブログ

まるこブログ

クラシック音楽で生活してます♪
Twitter @uil1il1ll と、インスタグラム @uil1il1lll やってます♪


カトリックの国オーストリアでは、日曜日には、ほぼ全ての商店がお休みだ。

レストランは開けても良いので、食事に困るわけではないけれど、買い物が出来ない…というのは、なかなかの不便。



昨日は、ジジババ御一行の某ババ様が「お腹がもたれる」、某ジジ様が「足が疲れた」ということで、一日中ホテルで休養。


「何か食べるもの買ってきて」というリクエストを受けるけれど、問題は「どこで買ってくる?」…だ。

「目覚まし時計のボタン電池が切れたから買ってきて♪」というリクエストもあり。



あぁ〜

東京なら簡単だよなー

ちょっとそこのコンビニに行けば何かしらあるし、地下鉄に乗ってデパ地下まで足を伸ばせば、お惣菜もお弁当も選びきれないほどある!



でも、ここはオーストリアだ。




さあどうしよう…と思い巡らしながら歩いていたら…

ハプスブルグ家の歴代皇帝の納骨堂である「カイザーグルフト」を通りがかった。


せっかくだから入ることに!

ウィーンには何度となく来ているけれど、入ったことがなかったので、良い機会だ。

入館料は、€5.50- 



地下に降りると、そこは1600年代からの皇帝たちのお墓。

豪華な細工を施した棺がずらっと並ぶ。


奥に足を進めると、ひときわ豪華な「二人用」の棺が。

{A3062264-69E2-4310-939A-C37CDE1262DB}

偉大なるマリア・テレジアと、その愛する夫ロートリンゲン公フランツ・シュテファン…の棺だ。

てっぺんには、見つめ合うお二人の彫像。

そしてこの巨大な棺を、ぐるっと取り囲むように彼らの子供たち。

1歳で亡くなっている小さな棺もあり、胸がしめつけられる。




{1B825238-D683-4D10-85AF-0C823757C4EA}

そしてこちらは、実質上最後の皇帝となったフランツ・ヨーゼフと、その妻エリザベート、自殺した皇太子ルドルフの棺。

ひときわ花の多い棺が、エリザベートだ。




出口近くには、2012年に98歳で亡くなった「最後の皇太子」オットー・フォン・ハプスブルグの棺もあった。

お葬式は、オーストリア国営放送がテレビ中継したらしい。 

亡命につぐ亡命の波乱万丈の浮き沈み人生。




しみじみ、人が生きていることの意味を考えさせられる場所だった。





…それはそうと、「なにか食べるもの」と「ボタン電池」だ!


中央駅なら、特別に店が開いているかもしれない!


{0AF17D12-19A5-4045-A609-39BC85201391}

↑ 地下鉄U1に乗って、ウィーン中央駅へ!


たしかここにはスーパーマーケットがあったはず♪




が、しかし…



{BD4A9EB3-C285-407A-8442-3A6625E232FD}

↑ 閉まってる。



ですよね〜〜(u.u;)



それでも、パン屋は営業してるし、持ち帰りのできそうなレストランも何軒かあった。


{E7F30C96-281F-45A6-BD42-118EC039D326}

↑ この看板にそそられる^^



{1F653A71-616E-47AB-B8DB-49FC5070E36F}

↑ チキンカレーをお持ち帰りすることに!

これが、かなり美味しかった。

もしかしたら、また行っちゃうかも^^

お値段は、€11.90-





昨日のウィーンは、東京もびっくりの暑さで、日蔭をさがして歩いたけれど、夕方になったら少し和らいだ。

さあ〜!

ポケモンGOの散歩に行かねばー



{F1E64B52-BE20-4945-B31D-2C47C5B87CE7}


まずは、偉大な詩人シラーの彫像が、常に「花弁」の散るポケストップとなっている、シラープラッツへ。

この広場を前に堂々と建つ美術学校の入試に、あのアドルフ・ヒトラーは、2回も不合格とされているのだ!


ところが、その玄関前で、ポケモンさんたちはどんどん出現♪

面白いように出現\(´◇`)/


{743551C3-C099-42CD-AECA-ADBD1D8137F0}

↑ お初にお目に掛かった「パウワウ」

図鑑がまた1つ充実だ^^




{8849CBA9-3726-489E-88E7-00F44B12ACB4}

↑ モーツァルト像も、常時「花弁」の舞うポケストップ。

敬愛するモーツァルト様を、そういう目で見るのは叱られそうなのは重々承知ながら…

ポケモン捕獲に興じる私であった。




すると、新王宮の方から、なにやらインド映画を思い起こす感じの軽快なダンス音楽が。

近くまで行ってみると…


{EF7A02AD-68DA-4D1E-AE39-6F4C9B503A18}

↑ 最前のインストラクターさんに合わせて、踊る人々!

楽しそうだー



誰でも参加できそうだったけれど、今の私はそれどころではない(笑)


{8CE0C70D-4B72-4BBC-AD09-0108B2CD2BEA}

↑ ポケモンGOに大忙しだ♪




{3F4F35E8-9DFE-4E70-B308-1F01CD4B51D4}

↑ アルベルティーナのテラスから眺めるオペラ座。




{1869F578-3D78-4A05-A66B-5CF049F8B399}

↑ おなじみ、アルベルティーナの見事な階段アート♪




{47206D06-3E76-491B-940C-B7E6414F05ED}

↑ オーストリアでは、やたらにお出ましの「スリープ」^^;

東京の「ドードー」並みの頻出ぶり。




{DAE3A94B-E0CE-4BC9-ABCA-468E99033E36}



かなり暮れてきたので、ホテルに戻った^^




我ながら、「まるでポケモンGOするためにウィーンに来た」ような自分に、ちょっと呆れはするけれど、ま、それもまた今の旅の思い出になるわけだ♪