昨日で65年の歴史に幕を下ろした船橋オートレース。

最後の日はものすごい人で溢れかえっていたようで、Twitterでもその様子がバンバン飛び交っておりました。

最後に挨拶で登場した森田健作千葉県知事には「帰れ」コールがすごかったとか。



こんなに人気があるのに廃止にしやがって…どうして終わっちゃうの…という事なんでしょうね。けど、果たして本当にそうなのかなって思っちゃうんですよ。みんな、「最後だから」足を運んだだけなんじゃないのかな?って。

普段からみんながそれだけ通ってたら、何も問題なく存続してたんじゃないのかな?
財政の事なんて詳しく調べてないからなんとも言えないけど、色々な事を考えた上で終了という選択をしたんじゃないのかな?と思うわけですよ。

それなのに、こういう時だけギャーギャー騒いでる人も(中には)居たような気がしましてね。お前、普段から行ってたのかよ?と、ちょっと突っ込みたくもなってしまったわけですね。電車の葬式厨と一緒(路線が廃止になるとか、車両が切り替わるからお役御免になるとかって時にだけギャーギャー騒いで写真撮ったりする人達の事)。終わるからって、最後だからって、行っておこうって人がわんさか居たってだけ。僕にはそう見えてしまったんです。



とは言え!ですよ。こっからです、大事なのは。
とは言え、オートレースはギャンブルなわけですね。ですから、今まで1回も行った事がないような人達が「せっかくだから1回だけ遊びに行ってみようか」なんて事は、そんなにないんじゃないかと思うんですよ。つまり、あそこに溢れかえった人達は、「昔は通ってたけどなぁ~」って人なんじゃないかなって。そういう人が、山のようにいたんじゃないかなと。

ではなぜ、閉鎖に至るまでに集客が減っていたのかを考えなきゃいけないと思うわけです(閉鎖の理由が収入、客数の減少でないのであれば根本から間違ってる事になるわけですが…)。

娯楽が多様化した今の時代に、オートレースにそこまでの魅力を感じる人が少なくなったから、じゃないですかね。

家でビデオ見てりゃいーや。とか、ゲームの方が面白いし。みたいな人が増えちゃったのかなぁと思うんですよね。そして、それを跳ね除けるほどの魅力がオートに無かったと。現に、「最後だよ!」って言葉にはこれだけの人が食いついて、時間を割いて遊びにくるくらい潜在的なファンはいたわけですから、何かがあれば遊びに来る人は沢山いたはずなんですよね。

この人達がもう一度足を運びたくなるような何かが必要だし、やった事無くても興味がある人も沢山いるんだけど…なぁ…。

競馬は別格として、ボートレースや競輪にはyoutubeの動画も沢山あるんだけど、オートレースって格段にマイナー感強いよね。ホントはスゲー面白いってのを伝えたいと思っても、何にもないんですよ、現状。


動画とかやりてーなぁ…。番組とか、話さえあればすーぐできるんだけどなぁ…。


やったことない人には敷居がすごーく高い気がするから、その辺を取っ払う為にも、色々動けたらいいなぁと勝手に思っております。

オートレーサーにもパチンコ・パチスロ好きな人が沢山いるんですね。その代表として、川口の大木、阿部選手に出演してもらった「おもスロい人々」ももうすぐ放送になるし、もっとオートの面白さを世間に知ってもらう事が大切かなと思ったわけです。


伊勢崎、川口、浜松、山陽、飯塚。みんな頑張れーっ!