ギャルっぽく両手ピースして遊んでたらヴィレヴァンの店員さんに撮られていただけじゃなく、お店のツイッターにまで載ってしまい、さらにしょったんには「ピースが古い、おっさんや」と罵られたきくっちゃんですどうも。

↑問題の写真
えー。
前回の続きですのでもうさっさと行っちゃう。
というわけで


1~3曲目についてはこちら。
ってまだ3曲なのか!
さくさくゆこう!

作詞・作曲:きくっちゃん 編曲:夕食ホット
不安で不安で、心配で心配で仕方がない女の子の歌です。
この曲もライブのたびにアレンジが変わる困った子でした。 悩みまくってスクラップ&ビルドを繰り返すなか、ある日ギターすだっちがイントロのやかましいギターリフを突然弾き出し、一気にこのアレンジが固まりました。
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以上がアルバム資料の文章。
あ、ほんとのことを書いてる。
そうそう。この曲はわりと初期の曲で、ライブでは毎回違うアレンジで演ってはまた作りなおす、っていうことをずっとやってきました。
今回のアルバム制作が始まってからも悩みまくって4アレンジくらい作っては壊し(壊すとききくっちゃん本当に壊します。“あれもうやめたから”つって・・・)、で、ある日すだっちがやっかましいギターを弾いた時に「あ、これでいこう!」って決めたのです。
こういう曲の根岸孝旨さんベースはもうたまらないですね。奥田民生さんとかcoccoさんのステージで見てしびれまくってたベースです。素敵すぎます。

作詞・作曲:きくっちゃん 編曲:根岸孝旨+夕食ホット
1903とは、ライト兄弟の飛行機がはじめて空を飛んだ年、西暦1903年のことです。
「教室の隅で臆病な夢見てる」人へ宛てた手紙のような曲です。
きちんきちんと整理して書いたところで何だか上手く伝えられない想い。そういうものをうまく人に伝える手段として”物語”や”音楽”があると思っています。そして、想いを音楽というカタチにする時に“最上もがさんが主人公”というイメージを使わせて頂きました。
個人的に、今作で一番好きな曲です。
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これはちょっと説明が必要ですね。
夕食ホットには、あまり目の前のことをそのまま歌った歌詞というのがないんです。
なんというか、
「今日は雨上がりの街が綺麗だった!」
みたいなことを言いたいだけの歌でも、一度、その<光の質感>みたいなものだけを心に残して、しばらく放っておくんです。
そして、その風景から自然に物語が立ち上がるのを待って、ある日えいやっ!!って歌詞とメロディとデモを一気に作るのです。
この1903の原風景は、きくっちゃんの少年時代です。
そしてその<放課後の半透明の光>みたいなものが、もの凄く長い時を経て、一昨年の夏に突然、僕の前(ていうか脳の中)に立ち上がったんです。いわば物語の舞台風景が配置されたわけです。
そうなるともう、なんとか曲にしてしまわないと逃げちゃいます。
電子ピアノのスイッチを入れ、とりあえず適当に歌いはじめる時に、もう少し具体的な何かが欲しい!と無理やりイメージを探すんです。
その<放課後の半透明の光>の中に。
まず浮かんだのがなぜか
「1903ライトフライヤー号」
そして間髪入れずに
「それを教室の窓から見ている最上もがさん」



なんで?って聞かれても困ります。
なんでだろ?
あとはそのまま、その風景の中で歌詞とメロディーを書いていったのです。
もがさんに出て頂いたMVは絵コンテから編集までワガママを言って、僕がさせて頂きました。
僕が小学生のころに見た放課後とも違う、曲を作るときに見ていた風景とも違う、そして、曲を聴いて頂いた皆さんの心に立ち上がる風景とも違う、「もう一つの物語」として作らせて頂きました。
当然それぞれは別々の風景なのですが、そこに存在する光は同じそれだと信じております。
もちろん、監督の恩田剛さんをはじめ、たくさんプロの方々のお力があって完成した映像です。
最上もがさんにも、感謝し足りないほどの感謝でいっぱいです。


あ、一応ライトフライヤーは僕小さな頃から大好きだったんです。
ここに以前書きますた。
最上もがさんももちろん大好きなんです。

作詞・作曲:きくっちゃん 編曲:夕食ホット
アルバムの真ん中なので、一年(いちとせ)のことをそのまま曲にしたいなあと思い作りました。
題名は僕(きくっちゃん)が個人的に好きな『草々』という言葉と、3人が大好きな京都のブランドSOU・SOUから頂きました。
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やべえ、これも本当のことだ。
※ 別に本当だっていいのですが。なんか面白みというか、なんというか。。。まじめか!
草々って、字はとても美しいんだけれど、それほどいい意味ではないんですよね。
草々に退散いたします。の草々。
草書体の草。
いやー、なんか走り書きしちゃってすみません!ほんともう、思ったままかりかりーっと書いちゃいました失礼致しましたーーー!
って意味なのですが、、、なんか好きな言葉で。
だって英語の手紙の最後に
"grass grass."
って書いてあったらなんかきゅんときちゃいません?
そして、なにそれ、最後に”草”をふたつ書いちゃう文化ってなんかめちゃ可愛くない??
つって。
だもんでそうやって一年がさささっと流れてゆく曲のタイトルとしてつけてみたのです。
あ、また長くなってしまった。もうだめだ。
次回はどうにか
7.泡のよう
8.夜露と星喰う
9.クリップライト
のことを書きたい!
出来れば10/23か24に書きたい!
と強く思っておるです。
その驚くべき理由がちゃんとあるのですが、この余白はそれを書くには狭すぎる。
というわけでおやすみなさいの草々。