買ったもの出会ったひと。 | uguisuのブログ

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好きなモノ、ヒト、けしき、少しずつ。楽しくコラボしてくれるひと探し中。

 
 
福島さんぽのつづきです。
 
出会ったかわいいモノ
出会った素敵なヒトたちのお話。

 

 

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安達太良山は主人と登ったのですが
彼は登山歴約10年。
私は殆ど初心者。
このメレルが唯一の靴。
2人とも負けずに「ナンパ師」なのでいろいろ出会いがあります。
 
そういうこと抜いても、
山登る人は、ほんとうに気持ちがいい。
登る人優先
譲り合う
共有する
「こんにちは。」
「いい天気ですね。」
「こっちの道が楽ですよ。」
 
 
くろがね小屋でお昼の用意をしているときに
隣に一人登山の女性が座って
どうやらコッヘルの調子が悪いらしい。
 
隣にいた主人が
「危ないから使わない方がいいよ。
こっちで一緒に食べようよ。何をあたためたいの?」
・・・と声をかけました。
出てきたのがこれ。持ち手付きのアルミの箱。
・・・・かわいい。
 
「一人でよく登るんですか?」と聞いたら
「そうなんです。私友だち少なくて」
その笑顔がすごく自然でユーモアに富んでて素敵。
開けてビックリ。おうちで作って凍らせてきた煮込みうどん。
美味しそう!
3人で静かにゆっくり食事の時間を味わいました。
ポツリポツリと話しながら・・・
 
隣では中年層のグループが
賑やかに笑って食べ物交換してる。すごく楽しそう。
下界?でやるような連絡先を交換するでもなく
袖触れ合うだけの時間がなんとも潔く。
またどこかでお会いしましょう
 
 
下山して寄った智恵子記念館のお土産屋さん。
日本酒買ったらお茶をごちそうしてくれて
勧められた椅子のカバーは手編み。編み物談義が楽しくて。
 
 
真っ暗闇のキャンプ場について目に飛び込んできたこれ。
なんと、スクリーン。
翌朝我慢しきれず彼らのところへ行き、
「テントの写真撮らせてくれませんか?」
テントの間にスクリーンを張って小物がいちいちカッコいい。
 
「毎週ここで仲間とキャンプしてるんですよ」
「このスクリーンは買ったばかり。」
 
30代かな40代かな。
近くだったら絶対仲間に入れてもらってる笑。
 
 
みんな帰りを急ぐ風でもなく
たき火をしてゆっくり朝ごはんを用意して
「豊か」な人たちでした。
 
 
 
二本松を車で走っていて急停車した味のある建物。
最初はいぶかしげだったおじさんが
全部自分で建てたという野菜直売所。
「今はやってないんだよ」
訛りのある言葉で「どこから来た?」
ここに戻ってくるまでは
我が家のすぐ近所で工務店をしていたという
そんな偶然に盛り上がり
「せっかく来たんだ、カボチャ持って帰りな」
 
 
「林檎も食べていったらいい」
「夏に来たらいい。その時は作業所見してやるよ」
美味しい林檎でした。
 
 
 
会津葵のお店の人は
 
丁寧で親切で礼儀正しくあたたかい。
もともとコケシの地方だから好きだったけど
大好きになりました。

 

 

 
 
そして一番の目的、「小法師」。

かわいいよ~

赤ベコの箱には
こんな版画の包み紙。
包装紙にも赤ベコがいます。
 
くろがね小屋の手拭い
「ほんとの空」が印刷されてます
 
絵ろうそく。
 
ちび小法師たちはお土産に。
 
会津塗りのお店で見つけたこれ!
「これ何ですか?」って聞いたら
お椀に漆を塗って乾かす時の台だそうで
この模様は自然に垂れた偶然の色合い。
それが100円!
大人買いしてきました。
飾りに食卓にいろいろ使えそう。
会津の鶴ヶ城の印も。
 
 
「ひと、もの、けしき。素敵なものを少しずつ。」
言葉通りの秋でした。
 
たくさん聞いてくれてありがとう。