第14回:主治医登場で感涙 | しあわせ家族ラボ

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誰でも初めての子育て。その試行錯誤の中で、家族の笑顔が増えたらいいなぁと母なりの工夫や挑戦をしていたら・・・なんだかあれこれ楽しくて、しあわせな時間が増えました。「常識」よりも「発想の転換」と「体験」をモットーにつづる、子育て実験(実践?!)ブログです。

ようやく
ようやく
主治医に会えた時


ここまでの道のりを思い返し
安堵の涙が出てきてしまった



ちっ、弱いぜ
(ノ◇≦。)


主治医がやってきたのは
夕食前

病室に入ったのが午後1時ころだから、、、
4時間後くらいであろうか


その間は
前記事で書いた通り

羽毛布団にくるまれ
熱と激痛にあえぎながらも
様々な必須項目をこなし
⇒その内容たるやこちらで確認できる


くたばっていた/e14


わが主治医は、
大学病院の整形外科
腫瘍専門チームのトップドクターである。

さきほどまで、
患者さんの命を救う
大手術を行っていたであろう。

終わったばかりで
疲労感を隠し切れないお顔であったのに
ドタバタ騒動を起こしてしまった私のため
特別病棟まで上がってきてくれた。


でもそのお顔を見たら

安心した(T▽T)


患者とは
信頼しているドクターのもとであれば
そんなもんである。


「大変だったねぇ・・・」

「はい、大変でした泣き1


相変わらずのこなれた会話がでスタートした。


もちろん主治医は1人で来ない。
部下、研修医がもれなくついてくる。
すでに顔を出してくれているメンバーだ。

しかし、彼らは全く目に入らず
主治医にすがる思いが
炸裂する


「傷の洗浄、痛かったんだって?
 ゴメンね、もう一度見せてもらって
 もう一回やっておこうか」


・・・

あの「めん棒ぐりぐり」の激痛アゲインですか!


主治医の手ほどきに
耐えた
耐えしのいだ


安堵と痛みで涙が止まらなかったが
頑張ったのである。
アラフォーにして、情けない一場面であるが
人間たる者弱いものだと痛感する。


ほっと安心感が増すなか
予想外のセリフが
ズバリ突きつけられた


「血液検査の結果見たけど、
 危なかったよ。。。

 ホント間に合ってよかった。」


へ?

アブナイって???


きょとんとしていた私。


ここで、
自分の体に何が起きていたのか
ただの風邪ではない事
菌が取りきれなかった腫瘍について感染症を起こしている事
足の切断もあり得た事
命の危険もあり得た事

を聞かされる。


(@ ̄Д ̄@;)



わたくしひとり
とても間抜けな顔を
していたと思う。


付添ドクターたちは
冷静な顔で検査結果を説明し合っている。



正気に戻った私は
恐る恐る聞いてみた。


「先生、、、入院って
 抗生剤の点滴3日間くらいの間かなって
 勝手に思ってたんですけど・・・
 どんな予定でしょうか?」


「え?そんな簡単な話じゃないよ
 うがいさん
 ┐( ̄ヘ ̄)┌ 」



最低1カ月
最悪3カ月

再手術も検討するよ




ふたたび・・・
私の顔は

(@ ̄Д ̄@;)



娘の風邪がうつっただけだと思ったのに・・・


本来ならば、次回会うのは11月だった。
4月の術後は順調だった。
半年後の予約を

あっさり覆し

お恥ずかしながらの緊急入院


ドクター業界が好きな我が家医者(特に私と息子)
尊敬する主治医に会えてうれしいけど、、、


主治医に会えて喜ぶなかれ
主治医って信頼できるし、いい人だしと心を寄せることなかれ



ドクターへの好感が

この入院を引き寄せた???

んなことあるかいっ!
と一応否定をし
それでも・・・


主治医をキライになって
頑張るチームドクターを嫌がって
早くここから脱出せねば!


などと、
どーしょーもないことを
去りゆくドクター陣の
身分によって異なる様々な長さの白衣を見ながら
思っていたのであった。



でも無理~(笑)
先生来てくれてありがとう
先生の白衣が一番長くて、アイロンもかかっててステキですわ(〃∇〃)


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ドクターの白衣にも
いろいろあるんですよね。

見ているだけで
性格や医局でのピジションなどわかって
面白い


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